もう、700回ぐらい書いたかも知れない事をまた書く。

世代的な事もあるが、わたしは日本に総合格闘技ブームが来た頃にプロレスファンになった。


総合格闘技がメジャーになったことでプロレスの見方が解ってきたのがその頃で、それまでジャンボ鶴田もなんとなくしか知らなかったし、長州、藤波、天龍もよくわからないし、闘魂三銃士にもnwoにも興味なかった。


そんな中、三沢光晴はスポーツとショーの要素を併せ持つプロレスの魅力を教えてくれたただ一人のプロレスラーだった。


三沢光晴を知ったから、

タレントではないプロレスラーとしてのジャイアント馬場を知り、猪木を知り、大仁田の立ち位置を知り、前田や高田の挑もうとしていることの大きさを知れたような気がする。女子プロレスも好きになった。


あれから15年。今の私はプロレスも格闘技もまったく見なくなった。三沢光晴が亡くなったことはその理由の一つといえるだろう。


リング禍。人前で戦う事を生業としている人には付き物なのだろうが、できるだけ起こらないでほしいものだ。