宿泊のチケットをもらった
義父母のことや
自分の病気のこともあって
およそ2年ぶりの旅行に
わくわくした
その反面 不安もあった
宿泊チケットの行き先が
26年前 住んでいて
もう2度と来ることはないと
泣きながら帰ってきた地だったから
忘れている過去や
蓋をしている過去が
思い出されて苦しくなるんじゃないか
旅行の計画をたてながら
知っている地名を見ると
既に いろんなことを
振り返ってしまっていた
大丈夫 あれから随分
私は 頑張ってきたはず
大丈夫 あれから随分
私は 大人になったはず
旦那と歩く その地は
当時とは別物で
辛かったことより
今 目の前に広がる楽しさに
夢中で過ごしていた
恐れていた記憶も
思っていたより最小限
温泉入って
ビールと美味しいものを頂いて
思いがけず
部屋の窓から湖上の花火
来てよかったなぁって思えた
帰りの高速インター入口で
26年前の自分が
どんな決意で ここを入ったか
思い出して
苦しくなったけど
大丈夫だよ
あなたは幸せになると
あの頃の私の
背中をさすってあげたい


