日本フィルの夏休みコンサートに小学4年生の子どもと行きました。


何歳まで一緒に行けるのかなぁ、「歌歌うのはベイビー用だよ、おいらやだ」なーんてカッコつける、子どもはそろそろ卒業かな~なんて思いながらも、キッズコンサートって有名どこの曲が集まったり解説があったりで大人も結構楽しいんですよねぇ!!!来年も行きたい。


日本フィルの夏休みコンサートは首都圏で毎年夏休みに開催される子ども向けのコンサートで、今年がなんと50周年。


司会の江原陽子さんの声とか歌とか、なんか懐かしい感じがしながらも、なぜだろうか思い出せないでいたところ


江原陽子さんは日本フィル夏休みコンサートの司会を1991年から続けていらっしゃることを途中知りました。


え・・・!!?まさか?????


「子どもの時に日本フィルの夏休みコンサート行ったよというお父さんお母さん手あげて!」


で、恐る恐る手をあげて


実家の母に連絡し、私が生まれて初めて行ったコンサートを確認したらしたらそのまさか!!!

江原陽子さんが司会をされた1992年第18回日本フィル親と子夏休みコンサートが私のクラシックファンになったきっかけのコンサートでした。


私が小さい頃楽しんでいたコンサートを、隣で目を輝かせながら自分の子どもがワクワクしている姿を見るとなんだか胸に迫るものがあります。



今、私はあの時の母の気持ちを想像することが出来ます。母が私に音楽を楽しんでほしいな、とか、このプログラムならきっとトーシロも楽しめるな、とか色々考えてこのコンサートを選んでくれたんだなととても嬉しいです。子どもがたくさんいて1人で連れていくのも大変だったと思います。音楽が好きだった母がやっと久しぶりに行けたのもこのコンサートだったのだと思います。


私の子どももいつか自分の子どもを連れていき、その時少しでも今の私の気持ちを理解してくれるのかな~なんて、考えちゃうトーシロなのでした。