私の外国人の仕事仲間が日本語学校に行くことになりした。
「今日からセンセイに教えてもらうんだ!」
と言うわけで(どんなわけや!)、その日本語教室に乱入してきました(爆)
私「ジョン(仮名)、調子はどう?難しい?」
ジョン(仮名)「Anego!!!センセイに良いって言われたよ!」
センセイ「ジョンさん(仮名)凄いですよ!漢字も少し読めるんです!」
ホワイトボードに張られた五十音表を指差し棒で指さされながら勉強するジョン(仮名)。一生懸命、明るく頑張って話していました。
ジョン(仮名)「Anego、これがテキストだよ(照)」
と見せられたテキスト・・・。
どれも簡単な文章なのですが、平仮名・漢字・カタカナが混じっています。
私「漢字あるじゃん!」
ジョン(仮名)「少しわかるよ(ドヤッ」
私「カタカナは?」
ジョン(仮名)「全く分からないよぉ~」
と言うところまで確認して、邪魔しないよう帰ってきました。え、邪魔してるって!?(笑)
日本語取得って外国人に絶対難しいと思います。
漢字がまず難しい。音読み・訓読みがあるし、同じ意味で使っても読み方が違う漢字がたくさんあります。例えば日という漢字。1日、2日、11日、一日千秋・・・どれも同じ意味で「日」が使われてますが全部読み方が違います。私はその理由を説明出来ません・・・。
そしてカタカナ。平仮名に加えて覚えなきゃいけないの、大変そうだなぁと思います。
更に。漢字やカタカナのない会話でも日本語は難しいです。
私「I'll go if I canって日本人が言ったら、それは『I never go』って意味だからね。」
ジョン(仮名)「ワッツ!!?」
私「あとね、日本人女性が言う『何でもない』は、『気にしろ』って意味だからね。」
ジョン(仮名)「ムズカシィー」
私「英語で眉と眉の間を示す単語はないけど日本語にはある。ここは眉間、って言うんだ。」
ジョン(仮名)「ミ・ケェヌ」
私「ここは日本人にとって大切なんだよ。眉間を読む、って言葉がある。ここを見て気持ちを読み取るんだよ日本人は。」
ジョン(仮名)「スゴォイ」
私「今から言う単語は全部意味が違うからね。眉間を読んでくれ。」
私「マジ!」
私「マジー、、、」
私「マ・ジ!」
私「マージ・・・」
私「マジ」
私「マジマジ」
ジョン(仮名)「マジー(私の真似をしてはしゃぐ)」
私「日本の女子高生はマジだけで会話が出来る。」
ジョン(仮名)「ホーッ」
こんな難しく、かつ、日本人以外話さない言語を他国の人が学んでくれるのは嬉しいです。邪魔せずジョン(仮名)を応援します。