アップルの金利は年4.15%だから、100万円の預金をしたなら、1年後には約104万円に増えることになる。アップルの発表によれば、この金利の水準は他の銀行にくらべて約10倍だという。アメリカの政策金利は4.75%~5.0%だが、一部のネット銀行を除いてバンク・オブ・アメリカやJPモルガン・チェースといったメガバンクはそれを反映しておらず、金利は0.01%。アップルの金利はその415倍と、確かに魅力的に映る。

アメリカでの金融不安がアップルの金融業を加速させている

最近ではシリコンバレーバンク(SVB)やシグネチャー・バンク、ファースト・リパブリック・バンクが破綻に追い込まれ大手銀行に預金を移す動きがある。預金の流動性が高まる中、銀行を本業とする金融機関よりも事業会社として約250億ドルの手元資金を持つアップルのほうが安全であり特であると考える預金しゃもおおく既に多額の預金が移動しているらしい

アップル銀行、これがどれほど他の銀行にとって脅威か、まず銀行ATMに行く必要がなくなるし、金利は高く、他の銀行にはまねできない。