初期seedの構成を説明します。理解しなくても乱数調整はできます。

ツール内でどのような計算が行われているのか興味がある人のために。



初期seedは、8つの数字から成り立っています。

実はこの8ケタ、3つに分けることができ、

○○-××-△△△△と、このように分けることができます。


タマゴの乱数調整でつかったデータを具体例として、説明します。

検索をかけて出たデータは、こんなものでした。

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・0匹目
個体値:31-6-31-31-31-3
めざパ:龍70

初期seed:8037a(0を省略しない8ケタ表示にすると、0008037a
月×日+分+秒:0 or 256
時:8

フレーム+年-2000:890

seedを4個消費して出るacce9efeを狙う

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まずは、上の2ケタ○○の決定。

○○には、続きから始めるを選択したときの[月×日+分+秒]を16進数に直した値が入ります。

3ケタ以上になったら、下位2ケタの数字が入ります。

16進数は、関数電卓を使って変換できますので、よくわからなくても大丈夫です。

では、検証します。

月×日+分+秒:0 or 256

上の式によると、0か256でいい、といっていますね。

では、関数電卓で計算してみましょう。

0を16進数に変換すると、0

256を16進数に変換すると、100

初期シードと見比べてみましょう。

0008037a

確かに00になっていますね。


次に、××の決定。

これは、時刻を16進数に直した値が入ります。

では、検証します。

時:8

指定時刻は、8時。

8を16進数に変換すると、08

初期シードと見比べてみましょう。

0008037a

確かに、××は08になっていますね。


最後に、△△△△の決定。

これは、続きから始めるを選択したときの年と、 DSのソフト選択画面でHGSSを選択~続きから始めるの選択までに掛かった時間で決まります。

では、検証します。

フレーム+年-2000:890

890を16進数に変換すると、37a

初期シードと見比べてみましょう。

0008037a

確かに一致していることが分かります。



こんなに数字を並べて、結局お前は何が言いたかったんだ?と問われると、要するに、

ツールに言われたとおりに時刻を設定すれば、初期シードは合うんだ!ということが言いたかったんです。

いや、ホントにこのツールすごいですね。