今日の朝

実弟から
ばあさん ここ2日くらい寝たきりで
全然起きられない
と 突然私に電話がきた

一緒に病院へ連れて行こうと提案するも
いつもの如く
のらりくらり

よくよく
状態を聞いてるうちに
これは
緊急を要するのでは…と
#7119に相談したところ

救急車を呼んでくださいと
教えて頂き
実弟にすぐ救急車を呼ぶように連絡した

その後すぐ
実母は救急搬送された🚑


病院へ着くと
実弟は 椅子に座って項垂れていた




看護師さんから
家族のどちらか1人、付き添って欲しいと言われ
私が処置室へ

久しぶりに見た実母
まるでミイラみたいだった…

その後
看護師さんから
衝撃的なことを聞いた


「〇〇さん(実母) 身体中に 褥瘡があって
 下半身は排泄物で汚染されている状況で…
  顔には目ヤニと痰がびっしりくっついていて
 拭いたんですけど
 取りきれなくて…
 かなり 不衛生な状態でした。
 手足も冷たくて 
 栄養状態もかなり悪いようです」


実弟から聞いている2日くらい寝たきり…
では なさそうだ

看護師さんが実母に声をかけた

「〇〇さん(実母)こちらは娘さんなの?名前は?」

👵「これは ゆうこ …ゆうこさん」

「名前わかるのね ゆうこさんね」

私の名前  ゆうこ じゃないのよね不安
近くもないのよ…

私の名前も忘れてた真顔
 

その後
医師からの聞き取りで

いつから寝たきりなのか
はっきりと答えられない実弟


この人はいつもそうだ

どうにもならなくなってから 
初めて私に助けを求めてくる


そして
更に実弟から

いつかはわからないけど
ばあさん
道路で転んで肩打ったらしくて
その辺りから
身体痛いって 寝るようになった

新しい情報プラス…


今日レントゲンを撮ったら
右肩を骨折していた…びっくり


脳も検査したら
救急の医者曰く
👨‍⚕️「脳がスカスカでした。
       認知症も進行していますね」

患者に対してスカスカって…無気力言い方よ


もう
次から次へと
耳や目から入ってくる情報量は
私のスカスカな脳の処理では追いつかない指差し


歩けそうなら
入院ではなく通院で…と
医師から伝えられるも


こんなに衰弱してるのに…⁉️


医師と看護師で起きあがらせようとするも
もちろん
起きる事すら出来ない


それでも
褥瘡の塗り薬だけ処置を促し
帰らせようとするお医者様悲しい


看護師さんに
血液検査の結果を知りたい という事と
全身状態の不安を伝えると


医師から
👨‍⚕️「低ナトリウム血症になってますね。
  とりあえず入院に切り替えて
  月曜日にリハビリが出来る病院に
  転院しましょう」


とりあえず…ホッネガティブ



入院手続きを終えて
実家に立ち寄ると


入ってすぐから
アンモニア臭が凄い…ガーン

どうも
茶の間のコタツでも
寝たまま失禁していたらしい


寝ていた布団も
もれなく
酷い臭いを放っていた

とりあえず
これは捨てなければ…
片付けに取り掛かろうとすると

俺がやるから 触らないで
俺のやり方があるんだから
余計なことしないで
俺 疲れてるからもう休みたい
早く帰ってくんないかな?


始まったよ真顔
苛立ってる時は
どんどん 口調が荒くなる


臭いものには蓋 的に
消臭スプレーをかけている実弟

手伝ってもらって片付けた方が
絶対 楽なのになぁ…


まぁ
私も
今日は 精神的に疲れた…

引き下がろう



帰宅してから
今日はありがとう というLINEが
実弟から届いた

悪いとは思ってるんだろうネガティブ


ただ
問題は山積み

月曜日から行政の方にも出向かなければ…


今日の
2時46分は
毎年行っている
被災した場所ではなく

実母が
救急搬送された病院で
黙祷を捧げた


入院手続きで待っている間

ふと

誰も居なくなった待合室…




場所は移転したけれど
12年前のこの時間帯

落ちてきたガラスやらで
足に大怪我してこの病院で処置待ってたな…


あの時は
足の痛みより
揺れの恐怖の方が勝っていた


13回忌
亡くなられた多くの尊い命と
まだ見つからない方々へ
祈りをこめて…