30日目。
前日あたりから頑張れば腕があがるようになってきた。
朝の回診で主治医の先生に手が動くなったことを見てもらった。夕方の総回診でも先生方に診てもらってたくさんほめてもらってうれしそうだった。
腕の動かし方が少しわかってきたらしい。
午後のリハビリ後に少しだけ外へ。
の同僚と、同僚の担当する利用者さんが電動車椅子に乗ってわざわざ会いに来てくれた
家族以外と会ってない日々だったし、私の同僚からもかわいがってもらってたのでととてもうれしそうだった
みんなの優しさで救われている部分が本当に大きいなと感じている。
そんな中ではあるけれど、夜は数日後にひかえている手術の不安と、今の現状を受け止められず珍しくずっと泣いていた。
31日目。
あの悪夢の日から一か月が経った。
まだ一か月なのか、もう一か月なのか…。
信じたくないような、目をそむけたくなるような現実から一か月。
でもこの一か月で想像以上によくなっている。
本当に頑張っているね。
午前中のPT訓練では装具を短めにして歩行練習をしたよう。表情にも余裕が感じられる。
午後のOT訓練では指を動かすように誘導してもらうとすぐに動かし方を学習して少し動かせるようになっていた。
学習能力があるって本当に素晴らしい。
明日の手術に備えて今日は入浴もあったし、祖母の面会もあったからか日中は落ち着いていたけど、やっぱり夜には明日の手術がこわくて涙。
当たり前だよね。大人だって頭の手術なんて怖くて怖くて仕方ないんだから。
主治医より説明。
麻痺の改善がみられてきているため、血腫を吸う時に神経線維に触れるリスクを考慮して、今回は血腫除去はせずに、骨入れのみ行うことに方針を変更するとのこと。
痛みを最小限にするため、末梢神経ブロックを行いたいがどうか?ろとのことで承諾した。
手術前恒例の膨大な同意書にサインを行った。
発熱で延期となったけど、今回こそは大丈夫そう!
明日頑張れ!ちゃん!!