この日は3回目の血管造影の日。
午前中のリハビリは朝から点滴をしていたので歩行訓練などはなく、ベッドサイドでリハビリをしたらしい。
トイレに行って排尿ができたようで少しずつトイレへの誘導にも慣れてきた。
リハビリが終わった後は検査が怖いとずっと泣いていたらしい。
今までの血管造影はボッーとしている時期だったこともあり、そこまで怖いと思うこともなかったけど。それだけ意識もはっきりしてきているってことだね。
このあたりまでは記憶障がいもまあまああって、主治医の名前も担当のリハビリの先生の名前もなかなか覚えられず、日付も9月?とかとんでもない季節を言っていたり、午前中やったことを午後聞いても忘れていたりもよくあったな。
ベッド上に座れるようになってからは字も書けたので毎日日付を書いたり、担当の先生を選択問題で選んで書いたりなど脳疲労にも配慮しながら、リハビリ職としてできる自主トレ課題を作ってやっていた。
話戻って、血管造影は子供ということもあり鎮静をかけてもらうのだけど、検査室で早めに覚醒してしまい泣いているとのことで看護師さんと一緒に検査室に迎えに行った。
血管造影は検査のあとも検査下部位の圧迫止血の時間があるので安静時間もあり、これがまた鎮静が切れてしまうと本当に大変だった
なんで動いちゃいけないんだ!と号泣され、動く足を押さえつけての押問答が本当に長く感じられた。
大人だってじっとしているのはつらいもの、当たり前だよね。。
安静解除になるまで鎮静よ、きれないで。。。と何度思ったことか
その後の主治医からの説明
今回もはっきりとした出血源が断定できなかった。
場所が同定できないところでガンマナイフは厳しいと思うがガンマナイフ専門の先生と相談するとのこと。
予定通り3日後に骨入れと血腫除去を行う予定。
そろそろ転院の調整も並行して行う
出血源がまたしても特定できなかったことで落ち込んだけど、同定できないのは再出血をおこした時に奇形の部位が破綻してしまった可能性が大きいといわれた。
ないものはない。のだ。
とにかく心配なのは再出血のリスクだけなので、今の時点でそれほど高くないのではという見立てだったのでとりあえずホッとした。
発症より1か月しないで骨が戻せるのは順調だなと思ったけど、翌日まさかの展開に…