5日目

11時に脳外科病棟に転棟。

頭痛の訴えあり。ぼんやりしたり、受け答えができたり…

私が不在の時に言語聴覚士さんが来てくれて水飲みテストをしてくれた。ぼんやりしている時はムセ(+)とのことで増粘剤を使用して、且つ同業者の私がいるときは喉が渇いたら水分摂取可としてくれたと夫よりあり。

スプーンで水を飲む事ができた。

 

入院中は特に書類の説明、そして同意のためのサインの作業が多い。

私が書類に目を通してサインをしている間に鼻のチューブに手をかけ半分くらい抜けているではありませんか…悲しい悲しい

本当に申し訳ないと思いながらナースコールで知らせ、あとから先生が経鼻チューブを再挿入してくれた。

 

私が泊まりの準備のため一時帰宅している間に嘔吐してしまい、熱も出てきて落ち着かなくなっていた模様。

「死にたくない」と言っている、と夫がショックを受けていたが、今思えば病気になって「死にたくない」ではなくて、あっちこっちゲームの世界に飛び立っていたので、ゲーム感覚の死にたくないだったのではないかと思う。

 

先生も来てくれたそうで、月曜日の血管造影で出血点がわからなければ、もう一回行い、できれば血腫もとりきりたいといわれたとのこと。

 

戻ってきてからは安心したのか21時前には寝てくれた。

とはいえ熱もあり痛みもありで1時間、早いと30分もしないうちに目を覚ましてしまい、無意識にチューブを抜きそうになるのでミトンをしたら大失敗。興奮を助長させて大興奮で3時ころまで寝ない。せん妄状態でわけのわからないことをずっと口走っていて、私が声をかけるとふと我にかえるを繰り返す。

こういう状況も何十年とみてきたので想定内だけど、実際、患者家族となると本当に大変だなと思った。

犬ちゃんの場合は尿意を催すと興奮が強くなっている印象。おしっこの管も入っているけど、そんなこと言ってもわからないしね泣き笑い

翌朝、おしっこの管を抜いてもらうと自尿が大量にあり、おしっこの管を抜いてもらったことで落ち着いたのかようやく眠りについた。

熱は下がらず39.9度。