三日目
鎮静を少し弱めているようで昨晩から覚醒している時間もあり、従命動作(手を握ってみてなど)に応じたり、開眼しているとのこと。
意思表示もうなづき、首振りで見られているようで、「痛い?」と聞くと首を振って「痛くない」と教えてくれるとのこと。
今後更に顔面腫れてくるが数日でひいてくるくるから心配しないでねと看護師さんから言われた。
→一回目の術後、私としては思ったよりは顔面の浮腫はそこまでではないと感じた。(後々の二度目の手術はとんでもなく腫れた)
熱も出ているが出血によるもので解熱剤はあまり効いてないようだった。
明日CT後に抜管予定。
左顔面神経麻痺もあるのでどの程度嚥下機能(飲み込み)に問題があるかわからないが鎮静をかけたままだと誤嚥(つばなどが胃ではなく肺へ流れ込んでしまうこと)のリスクもあるので抜管後は鎮静を切っていくのではないか?そうなると頭痛の訴えもでてくるかもね・・とのこと。
午後の面会
看護師さんの声掛けで手を振る動作や手を鼻の方に持っていく動作などに応じたり、目を開けようとしたり、手を握り返してくれる。
救急で意思疎通が図れなくなってから初めて本人が意図的に体を動かそうとしてくれたり、意思表示をしてくれる姿をみて涙が止まらなかった。ホッとした気持ちやどんな状態になっても必ず家に連れて帰ろうと思った。
四日目
午前中主治医より電話
11時頃抜管をした。脳が腫れていることも喘鳴がある(呼吸時ぜーぜーしている)。酸素飽和度は下がってないのですぐに再挿管という状況ではないことや鎮静を解除したこと、今日から付き添いをしていいといわれた。
状態が落ち着いたら1~2日で一般病棟にも移れる。
週明けに再度血管造影を行うことになった。
午後の面会
はっきりしている時と夢の延長のような状態になっているが「パパ」「ママ」「お姉ちゃんは」など会話もできる。
自分で歯磨きもしたとのこと。
この日の夜はSCUに私も泊めてもらった。
こんなに長時間柴ちゃんと一緒にいれるまでの時間がとてつもなく長く感じられた数日だった。
夜は体動が激しい。お腹がすいているのか私の手をペロペロなめようとする、トトロになったり、スプラトゥーンの世界に行ったり、昇竜拳を繰り出したり忙しい。