ただ毎日退屈だった。
空には「雲」という不安定な浮遊物体があるだけだ。
灰色と白。
雲の隙間から見る世界は、青、緑、赤、茶…色鮮やかだった。
私は世界に興味を持った。
毎日毎日隙間から世界を眺めた。
ある日私は、生命体が「果物」というものを食べて暮らしていることを知った。
そこで、空から果物を落として見ることにした。
まずはオレンジを落とした。
オレンジはある少年の足元に落ちた。
少年は転がったオレンジを手にとって、
「おはよう。」
と声をかけた。
次の日はレモンを落とした。
レモンはある少女の足元に落ちた。
少女は転がったレモンを手にとって、
「おやすみなさい。」
と声をかけた。
私には分からなかった。
その次の日はイチゴを落とした。
イチゴは新郎の足元に落ちた。
新郎は転がったイチゴを手にとって、
「ありがとう。」
と声をかけた。
ふと前を見ると、そこには白くて、大きなドア。
気になってそのドアを開けてくぐると、
真っ逆さまに落ちていくことに気づいた。
驚く間も無く、落ちていく。
妊婦の元に生まれ落ちた赤子が1人。
妊婦は赤子を抱いて、
「おめでとう。」
と声をかけた。
空には「雲」という不安定な浮遊物体があるだけだ。
灰色と白。
雲の隙間から見る世界は、青、緑、赤、茶…色鮮やかだった。
私は世界に興味を持った。
毎日毎日隙間から世界を眺めた。
ある日私は、生命体が「果物」というものを食べて暮らしていることを知った。
そこで、空から果物を落として見ることにした。
まずはオレンジを落とした。
オレンジはある少年の足元に落ちた。
少年は転がったオレンジを手にとって、
「おはよう。」
と声をかけた。
次の日はレモンを落とした。
レモンはある少女の足元に落ちた。
少女は転がったレモンを手にとって、
「おやすみなさい。」
と声をかけた。
私には分からなかった。
その次の日はイチゴを落とした。
イチゴは新郎の足元に落ちた。
新郎は転がったイチゴを手にとって、
「ありがとう。」
と声をかけた。
ふと前を見ると、そこには白くて、大きなドア。
気になってそのドアを開けてくぐると、
真っ逆さまに落ちていくことに気づいた。
驚く間も無く、落ちていく。
妊婦の元に生まれ落ちた赤子が1人。
妊婦は赤子を抱いて、
「おめでとう。」
と声をかけた。