こんばんわ。こんな季節いかがお過ごしでしょうか?
私は、今実家にいます。2年前に家を飛び出して来たわけですが
ヒシヒシと伝わるむごんの重圧が凄いです。
私には姉が2人います。2歳上と4歳上で
これを便宜上『下の姉』と『上の姉』と呼んでいます。
学生時代『上の姉』は昔グレてヤンキーになり、私は不登校引きこもり
『下の姉』は、大学に行き、就職し、結婚し、子供を産み
幸せな物だと思っていました。
今の今までは・・・。
2年前の僕の家出のキッカケは些細なことで
「僕が学校行かなかった時から」
「親は俺がどう在りたいか?」
「ではなく世間体ばかり気にしている」
「親に愛されていると感じたことがない。」
といったら
母は「じゃあどうすればいいの!」
といわれ
僕は、大きなテレビ、窓という窓
甥っ子のぬいぐるみまでもを
破壊して、東京へ行きそれっきり。
そして、アパートがなくなるので、仕方なく帰ってきたのですが
『下の姉』はそれから色々あったようで
僕が感じていた「親から愛されていない」
というのは
下の姉が幼少時代の時も感じていた様で
離れの家で、泣き枯れるほど
「私はいらない子なんだ」「私はいらない子なんだ」泣いては
何事もなかったように、笑顔で家族と接していた様です。
(姉は昔、性格のキツい戦中育ちの古風な祖母から、
後継が欲しかった女の子2人目はいらなかった言われ
ずっと傷ついていたそうです。
それと理由の分からない不安感、孤独感などのモヤモヤ)
小さい頃なんてあんなにずっと一緒にくっついて
3人で遊んでいたのに
それを僕は、全く知りませんでした。
今でも信じられません。3人の中でも
『下の姉』は弟から見ても常にイイ人で
やんちゃな『上の姉』と『泣き虫の僕』の調整役だったからです。
家の親は世間的には
世話を焼く、イイ親であることが
また特別に厄介で
誰にもこの「ありのままを認めてくれない感」を
共感された事がないし、心配ももちろんされない。
人に話しても全く理解がされないのです。
むしろお前が悪いだけと非難されるのです。
私は、さっきこの話を姉として
初めて私が感じていた事は
間違っていなかったんだ
私がただただ悪い人間で
どうしようもなくて、価値がない
と感じていたのは
まさかのあの優秀な姉も同じでした。
そして姉がいうには
母は農家で田舎なのでお金をかけてもらえなかった
人に尽くして、父は亭主関白ぎみで
お金をかけて、子どもを大学に行かせて
いい会社に就職させる事が
その子のしあわせになると、信じていた様です。
(今でも多分そう。)
多分、ここですれ違ったんです
親に悪意はない、むしろ善意で
(この善意というのが、がまた厄介なのですが)
いい大学にいけ と言われると
・いい子でないと価値がない
・世間から、評価されないといけない
・ダメな人間は存在しちゃいけないと
・失敗しちゃいけない
とまわりの顔を伺って
周りの表情を、敏感に受け取って
そして人に合わせて、
自分を殺して生きる様になってしまったのです。
はたから見れば、気を遣うただのイイ人かもしれませんが
その実、心の中は、いつも嵐で、いつでも
誰にも理解されない苦しみと闘っていました。
家に帰ってから
どうしようもない虚しさが永遠に続く
僕は
【ただただ、ありのままを認めて欲しかった】
【君が生ききたい様に、生きていいんだよ】
って言われたかった。
だけど親の愛情は
大学に行って、仕事して
普通の暮らしをしなさいというベクトルで進む
どんどん掛け違ったがったボタンはずれたまま
周りに認められなきゃともがく
けど周りの評価なんて
たくさん人がいれば、評価してくれる人も、そうでない人もいて
永遠に揺らぎ続ける。
たとえ恋人がいても安らぎなんて得られません。
(嫌われて、やがて離れていくのでは?と不安だからです。)
この心の枯渇を、誰にも理解されないまま
自分がいけないんだ、自分がいけないんだ
と責め続け、心は壊れてしまいましたし
結果的に体も壊れていきました。
ここまで書いても、ほとんどの人には
理解してもらええないと思います。
(私も幼少期は姉達にべったりくっついて遊んでいたのに
それが人知れず泣いていたなんて知りませんでしたし。)
不謹慎な話ですし、実際そうな人からは怒られると思いますが
僕はずっと分かりやすい毒親のがよかった。
そうすれば共感してもらえるし、心配してもらえるし
「いい親じゃんあなたが悪いだけでしょ?」と
非難されることもない
『下の姉』は、親子関係のカウンセリング的なものに通い
思っていたことを、両親に伝えたのですが
親の反応は
『ポカーン』多分、そもそも理解ができないと思います。
育った時代が違うので、価値観が違う。
なんでいい事してるのに責められるの?
といった反応で
いまだにピンと来てない様です。
しかし姉はカウンセリングで
「それは大変だったね」を人生で初めてその部分を認められて
楽になったそうです。
僕は、まだまだその領域には行けませんが
この分かり辛さ、善意からくる苦しみを
「善意のステルス毒親」と勝手に呼びます
そして親を責めてもどうにもならない。
でも愛されたかった。親が甥っ子たちを
世話していると嫉妬で頭が狂いそうになる。
いつの日か心が晴れる日はくるのでしょうか?
誰だって理解してもらいたい。でも理解してもらえない。
「なんで分かってくれないんだ!」って苦しんでると思います
時には悪者にすらされていると思います。苦しいですよね?
どうしたらいいのかは分かりませんが
あなたは悪者じゃないのかも知れません。善意だらけの中で苦しんでいるのかも?
もしくは、自分の絶え間なく続く心の嵐の
原因すら分かりづらい形なのかも知れません
安易な救いも書けないですし、集中力も頭の回転もドンドン落ちているので
文がまとまっていなくて、すみません。
どうしても今、この感情を形にしたかったのです。
似た様な環境で育った人に、届くといいな。それが私の願いです。
あなたの心に、いつの日にか、わずかでも安らぎがおとづれます様に。
今はまだ辿り着けなくても、いつの日にかたどり着けるかも知れないと願って