自分史を書いていて、
いじめについてもう少し書きたいことがあります。
<自分史についてはこちら>
自分がいじめられている時って、基本的に、親や人に言わないですよね。
だって、自分だって認めたくないもの。
自分が例えば、嫌われている、なんて。
無視されているなんで。
現実を認めたくないから、心を凍らせます。自分を守るために。
自分が認めていない事実を、親や担任や周囲の人に言うわけがないです。
言ったとしても、「何でもないことのように言う」でしょう。
「たいしたこと無いんだけどね、ちょっとこんなことがあるんだ」という風に。
だから周囲の大人たちは、そこをしっかりキャッチできるように、自分の感性を澄ましておく必要があると思います。
そして子供からサインが来た時に、心がザワザワすると思うんです。普通の親は。不安になる。
怒りがでて攻撃的になる人もいるかもしれない。
でもね、子供がなんでもないことのように言ったら、ひとまずピンと心は澄ましておきながら、
「そうなんだ」と何でもないことのように受け取って欲しい。さわぎたてないで。
そして、一緒に不安になるのではなく、一緒に現実から目を背けるのではなく、
子どもが全身から発しているサインを見逃さないようにしっかりと子どもを見つめてください。
「安心」と「信頼」という器で。
そして、子供と同じ、狭い狭い視野に入り込んでいくのではなく、寄り添いながらも同時に、広い世界からその現実を見る、という感覚を持っていてほしい。
訓練していないと、なかなか難しいかもしれないけれど。。。
具体的に説明すると、、、
「子どもがいじめられている」ってなったときに、
悪者捜しが始まるかもしれません。
誰が悪いのか。誰がやったのか。
自分の子どものどこが悪いのか。
先生は何してるんだ。
気が弱いからいじめられるんだ、
人の気持ちに鈍いから、嫌われるんだ、
自己中だから嫌がられるんだ
とか。
もちろん、誰と誰が登場人物なのか、を把握したり、
実際にどういうことが起こっているか、などの現状の把握も大切かもしれません。
物理的に離れる、とか。
でもね、親が一番心がけなくてはならないことは、
「あなたは最高に素晴らしい人」ということを、子どもが腑に落ちるまで伝え続けることだと思います。
自己否定感が強い親は、自分の子供の素晴らしさを体感して見つけることが難しいかもしれません。
特に、子供がいじめられている時には。
そんな時は、それこそ死ぬ気で見つけてください。
あなたの子供たちのすばらしさを。
なんて優しいんだろう。
なんて自分をしっかり持っているんだろう。
なんて繊細なんだろう。
こんなに夢中になれるものがあるって、すごいなぁ。
この根気強さ、我慢強さ、すごいなぁ。
声がいいね、笑顔が素敵。
私達親ができることは、それくらい。
難しかったら棒読みでもいい、子供の手を握って、毎日伝えてあげてほしい。
どれか一つ、でも。全部でも。
だれがなんと言おうと、あなたは素晴らしい。最高。大好き。
そして、あなたは私の大切な宝物。
どんなことがあっても、あなたの味方。あなたを守る。あなたを信じてる。
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