さらば、わが愛／覇王別姫（はおうべっき）
FAREWELL MY CONCUBINE
1993年 香港・中国
https://movie.walkerplus.com/mv16467/
張國榮 Leslie Cheung【當愛已成往事 Bygone love】Official Music Video
映画「さらば、わが愛／覇王別姫（はおうべっき）」を観ました。
へおん、映画は～俳優で見る人。(・ω・)ノｱｲ？
監督では、追わないわよ
役者じゃねぇーし
一般人だし
好きな俳優の映画やドラマは、最低 3回は観るのだけども～
”程蝶衣”の一生を描いているから
いやー
3時間は辛い。
50年の歴史を凝縮するには、3時間でも入らなかっただろうけども。。。
”程蝶衣”に関しては、兄様が仰る事が全てでしょう。
レスリー・チャンが語る「さらば、わが愛 覇王別姫」におけ演技と同性愛の問題 (日本語記事)
《霸王别姬》1993东京国际电影节记者会张国荣陈凯歌访谈 （日字幕）
https://www.youtube.com/watch?v=6Ecd0pqJCJg
チェン・カイコー陳凱歌「覇王別姫」を語る：レスリー・チャンの宿命
http://chinabluehualan.com/archives/1174
～ある時、レスリーは幼少期の子役たちの撮影を見学しに行ったという。少年の程蝶衣が劇団から逃げ出すが戻ってきて、師匠の覇王別姫の話を聞いて自らの頬を何度も殴りつけるというシーンがある。このシーンをレスリーは無表情で観ていたという。その年代の程蝶衣を演じていたのは尹治。自らの顔を何度も殴り、出血もしていた。陳凱歌は尹治を労いに行くのかと思ったようだが、レスリーは何もしなかった。数日後、レスリーは尹治を呼び止め、一緒に写真を撮ったという。その時、陳凱歌はレスリーが尹治を自らの過去のように捉えようとしているのだと理解した。だからこそ、少年時代にどのような罪を犯したのか見ておく必要があったということだ。この場面は印象的だったと陳凱歌は語っている。～
《霸王别姬》陈凯歌开讲：张国荣就是程蝶衣
http://ent.sina.com.cn/m/c/2018-11-27/doc-ihpevhck8597481.shtml
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時代劇だから？クラシック映画だから？文学作品だから？
重い・・・重いのよ～
子供時代の～折檻シーンから、エグ痛で。
昔の映画だからかもしれないけども～
リアルを追及し過ぎて、見ている方が辛い。
現代の日本ならば、ハラスメントで訴えられるレベル。
子役ちゃんが、トラウマにならないか心配。
同性愛という内在するテーマ
程蝶衣(チェン・ディエイー)が、芝居好きな金持ちの老人（京劇房のパトロン）に慰み者にされた事や、京劇界の重鎮・袁四爺（イェン・スーイエ）に身体を売った（のでしょうね）事。
この刀は、小豆子( シャオドウヅ )と小石頭(シャオシートウ)が育った京劇房にあったもの。（だと思う。）
"覇王"が持つべき刀が、京劇房閉鎖と共に～袁四爺に流れたのでしょうね。
蝶衣にとって、"覇王"はただ一人”段小楼(ドァン・シャオロウ)”。
小楼に"覇王の刀"を返してあげたかった。
一途に、小楼へのプラトニックラブを貫く蝶衣が切ない。。。
からの～
法廷シーン「（日本軍将校）青木は、指1本触れなかった。」
”真に京劇を愛していて、役者の身体目的は無かった”って事でしょうね。
袁四爺への当てつけもあっただろうけども～
”京劇が出来ないのなら、死んでも構わない”という、蝶衣の意思ですよね。
娼婦の菊仙（ジューシェン）は、幸薄そうな表情がとても綺麗でした。
初めは、とても嫌な女でしたけども。
同じ激動の時代を生きる者として、蝶衣に同志的な感情が芽生えたのかな。
子供を流産した菊仙が、母を求めてうなされている蝶衣を抱きしめるシーンね。
菊仙の気持ち、わかるわぁ～
見方を変えれば～菊仙だって、娼婦として生まれたのではなく、わけがあって（人身売買？）娼婦になったのでしょうから。
蝶衣と菊仙に愛される段小楼は、こんなんで良いのか！？と思った人～(・ω・)ノｱｲ？
舞台以外で、数少なかったであろう蝶衣の幸せなシーン。
この映画は好きだけども～この世界では、遊べないかな。
また、観たくなる映画だけども～
兄様の”程蝶衣”姿は、また後ほど。。。