こんにちは
自粛期間に見つけた公園での出会いなどを書いています。
シリーズ3です。
長い雨が上がって公園にいくと
公園の隅に白い小さな猫がいました。
段ボールもあったので捨て猫かな。と思いました。
猫の近くに1人の男性がいて、猫をみていました。
この人が捨てたのかな？
いや。飼おうとしているのかな？
謎。
次女がブランコから、猫みたい！と言ったので
少し近くと男性は猫から離れて
遠くのベンチに座ってみていました。
飼えないのに情をかけるのは無責任かもしれない。
猫をみると、片目が潰れていて耳がタダレていて
正直いうと、もしかしたらこの子を飼ってくれる人はいないかもしれない。
最初は色んな思いが自分の中をよぎりました。
次の日も、次の日も。
公園に猫を見にいきました。
誰かに飼われたかな。まだいるかな。と両方の期待がありました。
まだ居るのを見つけると
白いからマリーちゃんと呼ぶことにしました。
この公園で、住みついてもいいのかもしれない。
近くに
ノラネコにエサをくれる神社があるから、そこに連れて行ってあげようかな。
この子にとっての幸せはなんだろう？
そんな風に思うようになっていたとき
公園の横をゆっくり通る車。
マリーちゃんがいるかどうか確認しているようでした。
最初にみた、男性もマリーちゃんのことを気になってみていたんだな。
中学生の男の子がきて、飼えるかを誰かに連絡していました。
みんな同じだ。
そんな風にマリーちゃんをみんなが見守っているんだな。と思いました。
だからこの子は大丈夫だ。
だけどいなかったら最終的にはうちで飼ってもいいかもしれない。
変わっていった自分の気持ち。
そんな風に気持ちが芽生えていた次の日
公園に行くと、マリーちゃんはいませんでした。
きっと誰かが飼ってくれたんだね。
ちょっと寂しいけど
マリーちゃん、よかったね。
と次女と話しました。
マリーちゃんは沢山の人に見守られていました。
それが温かいな。と思いました。
公園で人との出会いやマリーちゃんを通して温かさを感じ
お地蔵さんと思っていた仏像たちも
木々たちも見守っているんだな。と感じました。
そんな周りの人の優しさに気づかせてくれた
マリーちゃんでした。
ありがとうございました😊
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