時間というのは

色々な人間関係を修復してくれるものだと

思わせてくれたことが最近二つも同時に起こりました。

 

一つは、私の離婚した相手とその奥さんとの関係です。

私の元旦那さんの浮気が原因で別れ、そしてその浮気相手が私の友人だったために

まあ、もう二度と普通に話すことがないだろうと思っていたのに、

なんと先日20年ぶりに偶然道ですれ違い

なんともまあ、普通に会話することがお互いにできたのでした。

なんか、友人として付き合っている感覚になったのが、自分でもびっくりです。

私の中の色々な恨みやら何やらはもう一才なくなっていることに気づきました。

 

もう一つは去年色々あって揉めて、約一年口も聞いてくれなかった同僚との関係です。

これまた、私は努力して何度か近くで話しかけてみたけれど、

すごく表情が固く、道で会うと避けられて、、、

が続いていました。

色々な誤解から始まって、人を間に立てて話しあっていたのに、埒が明かず、

もうその間に入ってくれた上司や同僚もお手上げだ、と言っていたのに

あることで、もう一人の同僚が全然別な件で会議しましょうとなって

会議していたのですが、

その時に私がまったく以前と変わらない接し方でいたら、

向こうが突然柔らかくなり、

私の意見をサポートするような発言まで

始め、、、

謝るとかそういうこともお互いにせず、

まったく普通の関係に戻ったのです。

 

このことで、一つ学んだのは

謝るとか、言葉に出さなくても、自分が相手のことをしっかりと認め

いいところを引き出し、そしてそれは言葉で表し、

過去におこったことは忘れる

そして、時間がある程度経つ、、

それで解決する関係がたくさんあるということです。

 

一番役に立つのは時間。

ある程度

相手にも自分にもクールダウンの時間を与えることが大事なんですね。

 

自分の中の嫌な気持ちも

それで随分おさまってしまうものです。

 

そして、これはアメリカで学んだことですが、、

いつまでも起こったことを悔やんだり

嘆いたりしていてはいけないんです。

許すこと、忘れること

そして、相手を新しい目で見ること。

 

嫌な気持ちは自分の中にいつまでも置いておかないこと。

それが、どんどん自分を少しずつ蝕んで行きます。

それを取ると、

なんとも生きやすい世界が待っています。