自立に向けて長女と
改めて話をし、
今秋に一人暮らしをする方向で
話がまとまった。


長女は当初、
実家…私や次女と離れて暮らすのが
寂しかったのでしょう。


あれこれとゴネていましたけど、
私の『一人暮らしをしなさい!』
という考えが揺るがなかった為に、
長女はどこかで踏ん切りが付いた
様で、その後
アッサリと一人暮らしをする
事に同意しました。


ここ数日、ボチボチ賃貸物件を
サイトを見たりして
部屋探しをしています。


そして私も
後2年程を目処に離婚を真剣に
考え始めましたにっこり


勿論、お金なんて無いけれど、
この歳になって
資格の勉強も始めたりして、
自分に出来る事を一歩ずつ 
始めている所です。
…と言っても、今まで通信教育で
5つ程資格は取得しているのですが、
今からリンパマッサージと、
来年は食育の資格を取ろうと思っています。



先日、我が家の事情を知っている
知人に離婚について
少し相談したんです。


すると、その知人は


貴女は充分頑張ってきた。
だから、これから先も頑張れとは
言わない。

今までの悪かった出来事は
人生を生きていく為の
『経験』にはなるけれど、

人生を豊かにしてくれるもの
ではない。


夫婦が一緒に居るから
絶対に家庭環境が良いって訳
ではないよね。


現状からして、
娘さん達にとって良い家庭環境
とは言えないじゃないのかなぁ。


家族が一緒に居る=良い家庭環境
という紐付けにはならないん
じゃない?


そんな事を言われた。



確かにそうだ。真顔



私は複雑な家庭環境で育ち、
大変苦労した。

父の再婚で意地の悪い継母と
その連れ子にいい様にされ、
家庭に他人が入るという事が
どれだけ大変な事なのか、
若い頃に身を持って経験した。


私はずっと心の中で
離婚して娘達に苦労をさせたくない
という思いが強かったのだろう。


それは親としたら
ある意味 普通の感情なのかも
しれないけれど、
それが娘達にとって
本当に幸せだったかと言うと
そうではないのかもしれない。


母親にモラハラをする父親、
借金作ってそれを妻に丸投げする
父親の姿。
酷い事をしても謝罪も出来ない
父親の姿。
常識外れで自分を律して生きる
事もなく、他責主義で
悪いのは 全て妻のせいにする
父親の姿。


並べれば幾らでも出てくる
父親の嫌な所を
娘達はずっと見続けてきた。


ダンナよりも娘達の方が
人として精神面でも
かなり成長している。


そんな父親を見続け、
一緒に居る事が娘達にとって
幸せだったかと言うと
そうではないのだと思う。


でも、私は
自分の身勝手で娘達を片親に
するのは…。
やはり、どんな父親でも
居ないよりは居た方が
マシなはず。
等と つまらない思考で、
ただ無駄に家庭を守ってきた
だけなのだと、やっと気が付く
愚か者だ。真顔


片親でも必死に生き、
誠実に生きていく自分の背中を
しっかり娘達に見せていけば、
それで良かったのだ。


それに最近の娘達を見ると、
この家庭環境にうんざりしている
のがよく分かる。



父親は もはや尊敬も出来ず、
必要の無い存在になってしまってる。


寧ろ、ダンナの方が
今更になって
家族に見放されなくないから、
必死に家族のご機嫌取りを
している気さえする。


でもね、もう娘達の心は 
父親という存在から、
すっかり離れてしまっている。


娘達ももう大人になり、
ここらで夫婦も関係も潮時に
きているのだと実感した。


私の選択はもしかしたら
間違っていたかもしれないけれど、
でも 長女だけでも
四年制大学へ通わせて卒業させる
事は出来たので、親として
役目は少しは出来たのかも
と納得はしています。


これからは娘達と
3人で支え合いながら
心豊かに暮らして行く事に
シフトチェンジして行こうと、
やっと決心がついた。


色々とあったけれど、
私なりに
長い結婚生活を遣り抜いた
という気持ちでいる。



知人のアドバイスで、
私は本当の意味で精神的に
ダンナと決別する勇気が持てた。



長女だけではなく、
この先には
私自身の自立が待っている。にっこり


そんな出来事があった
今日この頃。音符