壮大な脱出ゲーム | ポカポカの思いつき日記

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日常生活で思いついたことや思っていることを書き残すメモに近いブログ。

今の物理学から導かれる宇宙の終焉はひたすら空間が大きくなるがその中身はほぼ空っぽの状態か空間がズタズタに引き裂かれて何も存在できない状態になるかだという。

ただそこに至るまでは相当な時間が必要だということである。

太陽系レベルで考えると50億年ぐらい先に太陽が爆発して後に中性子星が残るだけだという。

そこに至らなくとも太陽が徐々に膨張し1億年ぐらい先には地球の温度が上がり生物が住める場所が少なくなるという。

それまでに少なくとも人類は地球以外の他の惑星か宇宙ステーションのような場所に住み家を変えなくてはいけない。

そして太陽が爆発する前に太陽系から脱出して他の天体に移動しなければいけない。

ただそれだけではダメでいずれ銀河系とアンドロメガ系が衝突するのでそれまでにどこかの銀河系に移動しなければいけないのかもしれない。

移動に移動を重ねても恒星が無くなり物質も無くなりそして我々も無くなる。

生物は子孫を残すことで永遠性を実現しようとしているが、その努力はどんなに頑張っても宇宙の終焉には勝てない。

唯一勝てるとしたら今の宇宙を脱出して別の宇宙に逃げるか新たに宇宙を創るしかなさそうな気がする。

結局生物ってなんなのだろうか。

私には今の宇宙からの脱出ゲームの駒の一つに思える。

その第一歩が月や火星への移住なのであろう。