昨日、主治医の診察が落ち着く頃


夫とふたり


病理検査の結果を聞きに病院へ




検査の結果をひと言で言うと




良かった




です




最初に、主治医から


切除した右胸

さらに切断(薄切り)された右胸


の写真を見せてもらいました

(ホルマリン漬け後のやつ)



ちょっと衝撃



乳首は周辺の皮膚と共に切り取られ

皮膚には3ヶ所色がつけられていました



手術前、

腫瘍が残っている可能性がある部分と

主治医が判断した部分らしいです



【結果】

リンパ節転移消滅


右乳房(原発巣)リンパ管内に

極めて小さな非浸潤ガンあり




全てのガンが消えてはいませんでした



元々腫瘍が大きいこともあり

これが消えるのは無理だろうと

もちろん心のどこかにありました



だからショックはありませんでした



主治医は、


「リンパ節から消えていたのは

 いい結果だと思っていい


 切除した胸から非浸潤ガンは

 見つかったけど

 本当に小さいもの

 ステージ0、1レベル」



夫も、うんうん、と安心している様子



結果としては「良かった」んです



でも、当の本人、私はどうも

安心するのに抵抗がありました



消えてはないだろうと思っていたとしても


やっぱりあったんだから

まだあったんだから


不安は不安です



「まだどこかにいる可能性も

 ゼロじゃないですよね?」



「ガンは取り除いているから胸にはないよ


 でも、もちろんどこか、鎖骨の裏とか

 散らばっている可能性もある


 だから予防のためにも

 放射線治療をやります」



納得



もちろん、しないという選択肢は

私の中にはありません



「放射線治療をすると皮膚が硬くなるから

 再建しようとした時に

 支障が出るかもしれない


 でもね、治療が最優先だから」



納得


大きくうなずきました



主治医は、


「これは主治医として

 とても嬉しい結果です」


と言ってくれました



私はそれを

素直に受け止めればいい



かなり時間をとって説明をしてもらう中で

最後の方は

ネガティブに考えるのをやめていました



夫とも、


「いい結果だったと思うよ」


「そうだね」


と話せました



【今後の治療方針】

放射線治療 5週間

分子標的薬 3週毎14クール

(ハーセプチン+パージェタ)



抗がん剤は分子標的薬になるため

正常細胞を破壊される事もなく

辛い副作用はありません



髪もこのまま伸びてきます



年明け、

最寄りの病院で放射線治療を開始し

終了したら抗がん剤を今までの病院で…



結果は出ました



素直に受け止め


ポジティブに


今年の締めは気持ち良く