こんにちはニコニコ

くりーむあずきです❤️



ネットでリビングに敷くラグを探していると、
たまたまモロッコのラグが沢山出てきました。



モロッコか、、、
今から20年以上前に行った卒業旅行のことを思い出しました。
と言うのも、スペインからモロッコに向かうフェリーから降りてすぐ、今でもハッキリ記憶に残っている話があるからです。




友人と2人で2週間くらいスペインに行った時のこと。
マドリードとバレンシアにいる友人宅に一泊ずつ宿泊させてもらい、後はスペイン一周しよう!というざっくりした計画。

周りのホテルが満室で、
鍵がかかっているかも怪しいボロ宿に泊まったこともあります。
今思えば、考え無しな自分の行動にゾッとしますアセアセ汗



その途中、せっかくだからスペインから近いポルトガルかモロッコに行こうビックリマークという話になり、
アフリカ大陸に行ってみたいとの理由だけで
モロッコに決定しました地球
その頃はまだSNSなど無く、頼るは「地球の歩き方」だけ。
大変だったけど、それはそれで楽しかった気がするなぁもぐもぐ


スペインからフェリーで1時間くらいだったと思います。
入国審査もそのフェリーの中で簡単に済みました。
「ここがあのジブラルタル海峡やー」
とか言ってるうちにアフリカ大陸に到着。

モロッコのタンジェに降り立つと、
一人旅らしき日本人の男子に遭遇しました。同い年くらいのその子は、今からスペインへ向かうとのこと。
日本人が他に居なかったので、
モロッコについてちょっと聞いとこうと思い立ち話しました。


その子は「現地の人に話しかけられても相手にしちゃダメだよ!」と力説していました。
そう話す彼の眼鏡が割れていたので
「眼鏡、割れてるけどどうしたん?」と聞くと、
あまり言いたく無さそうでしたが話してくれました。 




↓その話がこれです。

その子がモロッコへ着いたばかりの時に
現地のガイドを名乗る男性から気さくに声をかけられた。

とてもフレンドリーな男性で、親切に色んな店や観光地をガイドしてくれた。 

旅先で友人もできていい思い出になったと嬉しかった。 

しかしそのうち何処かの建物の2階へ案内され、絨毯がいっぱい並んだ部屋に連れて行かれた。 

その自称ガイドの男性以外にも現地人らしき人が数人いた。 いや怖いってあせる

そして絨毯を買えと言う。 キターー

そんなお金は無い!と何度断ってもダメで、買うまで帰してもらえない雰囲気。
でもスキを見て命からがら逃げ帰った。

そして気づけば眼鏡は割れていたと。いつの間に?



いやもう本当に笑っちゃいけないんだけど、割れた眼鏡とストーリーが予想通り過ぎて
笑いそうになっていた私。
友人もそうだったようで、2人ともなるべく真剣な顔になるよう努めて話を聞いてましたアセアセ

男の子もだんだんおかしくなってきたのか、最終的には
「帰って来れて良かったー」と3人で笑ってましたゲラゲラ笑い泣きゲラゲラ

(無事に生還した彼が目の前に居るからこそ笑えただけであって、本当に一歩間違えたら大変な事になってたかもな話ですタラー




その子に別れを告げ
モロッコの街に出ていくと、早速自称ガイドが楽しげに話しかけて来ましたぶー
あんな話を聞いた後に相手にするはずありません。
断って無視して2人で歩き始めたんですが、その自称ガイドは案内するだの色々知っているだの言いながら延々2、30分着いてきました。
日本人の感覚だと、無視してればすぐにどっか行くだろうと思ってたんですが、甘かったぼけー

それでも最後はキレ気味で離れて行きました。
カモだと思われてキレたいんはこっちや〜!と叫びたくなりました。



その後は無事友人と2人でモロッコを旅する事が出来ました。




この旅の写真、あったかな〜と実家の倉庫を探しましたが、景色の写真とか全く無くて、、、。
なんで撮らなかったんだろぶー

今なら撮りまくるんだけどなー