今日は、皆に詩を紹介したい。

この詩は、僕が大学時代に書かれた詩で、「
脳性小児麻痺」で体が動かなくなってしまった浜田朝美さんの詩だ。

この詩には、宮崎県のボランティア協会賞、審査員により最も優れた作品として、県知事賞が贈られた。

この詩に出会ったのは、

妹に見せられた一枚の紙が、きっかけ。妹が地元の駅を歩いていた際、車椅子に押された浜田さんの方から、声をかけてきたという。

「ボランティアお願いできませんか?」

車椅子に押されつつ、自分で支援をお願いしているのだ。看護学校に通う妹は、明日からのボランティアのスケジュールが穴だらけの彼女に「いいです」と言ったという。確実に俺より立派な妹だ。尊敬する。

彼女は、めっちゃ元気な人だよー、と妹は話してくれた。会ったことはないけど、乙武さんの本を読んだ時のような感覚を覚えた。

良い詩だと思うので、皆さんに読んで欲しいです。

「アルバム」

大切な人 母は海のよう
海の色は日によって変わる
母は私の心のカレンダーをめくる
今までもこれからも頼れる存在
そんな私の母はいつも私をみてる
そんなところが海に似ている
でも あまり荒れた海にはしたくない

大切な人 友達は雲のよう
雲は空を輝かせてくれる
友達は私が笑ったり泣いたりできる場所
そんな友達はそっと私の
気持ちを動かしてくれるところが雲に似ている
でも 白い雲を雷雲にはしたくない

大切な人 好きな人は太陽
太陽は暗闇を明るく照らす
好きな人は私の一番安らげて安心できる空間
そんな好きな人はずーっとそばに
いたいと想えるところが太陽に似ている
でも くもり空には変わらないでほしい

大切な人はみんな 私を支えてくれる
私には失いたくない人たち
でもいつか別れはやってくるけど
私にはいつまでも大切な人のまま残る
そう 心のアルバムに貼っているから
永遠に消えないよ
そして ずーっと大切な人に言えなかった言葉
今 伝えたい
“ありがとう”

 染みるね〜(笑)
改めて素敵な詩だと思います。

家族や、両親や、友人や、会社の方々やお得意様の方々や、保育園の先生や、保育園の先生や子供達など、目の前にいる方々に対して、心を込めて瞬間を共有して、一緒に「アルバム」を作っていきたい、と改めて感じました。

終わりのない心のアルバムを、毎日めくっていける様な人生を歩もう。

Keep Walking!