99.9%無響空間って知っていますか?

ミネソタ州にある研究所での人体実験

人間は無音の空間で耐える事が出来ない

短時間で発狂すると言われている

静でいいよねというわけにはいかないみたいだ

外に意識を向けるから不安になるのだから

自分の内側に閉じこもれば耐えられるだろうと思った

発狂しない自信があった

理屈的には。

被検者の体験談を知るまでは

45分

限界

無音響、自分の大声も壁に吸収されてしまう

叫んでも響かない、届かない

恐怖

聞こえるのは自分の心音、内臓の消化音

被検者は眠ってしまえば平気だと考えたようだが

ライトを消してくれと頼んだのが悪かった

闇は無音の恐怖を煽る結果に

助けを求めたが声は消されてしまう

やっとの思いで部屋のロックを解除してもらったという

聞こえない恐怖、隔離された恐怖

もし、誰もロックを解除してくれなかったら

まるで覚めない夢の中で藻掻いている状態が延々と続く

やっぱり耐えられない

無理だ。