人はやっぱり死ぬのは怖いのだろう。

特に予告された死、余命宣告

よほどのやぶ医者でない限り

それは事実であり現実である。

数分前に旅立たれた患者さんは

入院してから毎日連続でナースコールを鳴らしてた

部屋に伺っても「今、何時?」とか「痛い」とかしか言わない

でも彼にとってそれは差し迫るカウントダウンへの恐怖からの

必死の抵抗だった。

「誰か側に居て欲しい」とは言えなかったのだろう。

昨夜は最後の力を振り絞って大立ち回りがあったそうだ。

最後まで全力でした。