ここ数年、漢方薬の科学的根拠が明らかになってきています。
西洋医学と併用することで治療効果を高めているようです。
たとえば、手術後の症状を抑えるのに漢方を使ったりとすでに実用化が進んでいます。
しかし、漢方の生薬が値上がりし始めています。
原因は、世界的な漢方薬の需要拡大。
それに拍車をかけているのが、中国政府の政策
そもそも、中国の漢方と日本の漢方は異なるそうです。
今回初めて知りました。
中国の漢方は→中医学
5,6世紀ごろ中国から持ち込まれ発展したのが日本の漢方→漢方医学
と言うみたいです。
ビックリです。
中国政府は、中医学を国際標準に認められるように国家戦略として掲げているようです。
もしそうなった場合、日本の漢方医学というのが評価されなくなる可能性と、ますますの漢方の原料の争奪戦が激化すると見込まれています。
グローバル化は、しかたないですが品質技術の高い日本の漢方医学が追いやられていくのは、とても残念です。
