玉置浩二 Concert Tour 2022 故郷楽団 35th ANNIVERSARY ~星路(みち)~
2022.08.10
市川市文化会館
開演 19:00
今年は安全地帯40周年、玉置浩二35周年のAnniversaryearで特別な年。
いよいよ玉置さんのソロツアーの始まりです。
初日は2018年 60’CARNATIONツアー初日が行われた同じ市川市文化会館での開催。
4年の歳月を感じながら訪れたホールで熱い暑い夏が始まりました。
こちらの会館は2020年に大規模改修工事が行われ、音響や設備が良くなっていて、良音良演を楽しむことが出来ました。
サポートは昨年の故郷楽団ツアーのメンバーに安全地帯の六土さんを加えて演奏、トオミヨウさんを紹介する時にはsoundproduce,pianoと紹介されていた玉置さんからのリスペクトを感じました。
アレンジや構成、音の面で昨年よりさらに進化した演奏を聴くことが出来ました。
(敬称略)
SoundProduce&Piano : トオミヨウ
Guitar : 秋山浩徳
Violin : 吉田宇宙 (8/13,14,24・9/10,16,17・10/8,14,19,20 名倉主)
Cello : Robin Dupuy
Percussion : 中北裕子
Bass : 六土開正
ネタバレありなので、ここから先はご注意願います。
【前半】
1. あこがれ (inst)
-映像-
2. カリント工場の煙突の上に
3. 元気な町
4. STAR
5. いつもどこかで
6. Lion
7. 惑星
8. 星路
9. しあわせのランプ
10.あなたがどこかで
~20分間休憩~
【後半】
11. 雨
12. コール
13. All I Do
14. MR.LONELY
15. サーチライト
16. CAFE JAPAN
17. JUNKLAND
(玉置さんからメンバー紹介)
18. 田園
19. メロディー
Enc.夏の終りのハーモニー
(ワンフレーズをアカペラで)
ここからはレポなどを書きました。
お読みいただけたら嬉しいです。
【前半】
1.あこがれ(インスト)
-映像-
このツアーは玉置さんご自身の故郷旭川、あるいは皆さんのそれぞれの故郷を想い歌われている。
故郷楽団と銘打ったツアーは今年で3回目で最初の故郷楽団ツアーは2015年。
この時、地元旭川公会堂で行われたコンサートに玉置さんの亡くなられたお父様、お母様が観に行かれています。
さかのぼること1992年、お父様が稚内宗谷岬から旭川までを歩くことを知り、玉置さんも一緒に歩きたいと実現しました。
苦労して歩いた道のりの中で微笑ましい場面があったり、最後は感動のゴールのシーン…思いがけない演出に驚きながらも、玉置さんご自身はお父様と歩いた10日間約300㎞の道のりの思い出を懐かしくあたたかく、かけがえのない時間を過ごされて、幸せなこととして昇華されているのではと私自身は感じました。
今年の故郷楽団ツアーのオープニングは感動的な演出から始まりました。
(玉置さん登場)
グレー系?ミディアム丈のジャケットと白シャツ白ストール、ジーンズ、茶系?のカジュアルブーツの組み合わせ。
2. カリント工場の煙突の上に
玉置さんの声は力強くパワフルに、故郷を語る上では欠かせない曲。
3. 元気な町
4. STAR
5. いつもどこかで
6. Lion
優しい歌が続きました。
7. 惑星
この曲が聴けるなんて!!!
イントロで顔を見合わせた。
この曲はアルバムタイトルにもなっている代表曲ですが、この頃の玉置さんは心身ともにあまり、調子が良くなく、ファンとしては心の痛みを伴います。
この日の公演で聴けたこと、とても嬉しく思いました。
8. 星路
このツアーのタイトルになっている曲。
映画”大河への道”の主題歌になり、千葉県佐原(この映画の舞台となった伊能忠敬さんのルーツの街)まで特別公開を観に出かけたことも懐かしい。
レコーディングされたアレンジでなく、イントロに映画本編で流れたようにピアノとストリングスアレンジが少し、加えられたバージョンで。
9. しあわせのランプ
ご存知、お母様の玉置さんを思う言葉から曲を作られた名曲。
10.あなたがどこかで
松井五郎さんがコロナ禍になった時に玉置さんに贈られた詞に玉置さんがメロディをつけたもので、このコラボはファンにとってはたまらなく、嬉しいことでした。
安全地帯40周年を記念して、リリースし、先日旭川市制100年記念に旭川に贈られた曲。
NHKみんなのうたで放送され、この日の公演では終盤のアレンジのフェイクが心に迫るものがありました。
あなたはひとりじゃない…
感動の前半でした。
~20分間の休憩~
【後半】
玉置さんの衣装は黒のロングジャケットと黒のスラックス、黒のエナメル靴?黒スカーフのスタイルで。
11. 雨
12. コール
13. All I Do
14. MR.LONELY
15. サーチライト
16. CAFE JAPAN
17. JUNKLAND
(玉置さんからメンバー紹介)
18. 田園
19. メロディー
Enc.夏の終りのハーモニー
(ワンフレーズをアカペラで)
後半は言わずと知れた、これぞ玉置さんソロという締めくくりに。
あえて感想等は省きました。
玉置さんは絶好調で、全編をとおして、優しく強く心震える歌声を響かせてくださいました。
言葉はいりませんね。
演奏は安全地帯の六土さんのBassの音が入ったことで、全ての音がまとまり、聴いていてとても心地よかった。
(私自身がBass強めの音が好きなのもありますけど…。)
アレンジはトオミヨウさん優しいアレンジが光りました。
秋山さんのギターの音が昨年より表に出ていて、素敵でした。
音のバランスも安心して聴くことが出来て、次の公演も聴きたくてたまらない。。
JUNKLANDと田園の後には、観客席のボルテージも最紅潮に達して、拍手が鳴り止みませんでした。
メロディー後のアンコールの夏終は予定になく、もしかすると、鳴り止まない拍手に応えてくださったのかもしれません。
(今後の公演に行かれる方は夏終がなくてもがっかりしないでくださいね。)
この公演に参戦出来て、良かった!
これからさらに、熟成を重ね、素晴らしいツアーになっていくことでしょう。
暑い中、この歌声と演奏を引っ提げて、全国を回られる日々が続きます。
戦争や自然災害、他のボーカリスト(この日はサザンの桑田さん)のコロナ感染が相次いで発表されるなど、心配なこともあります。
どうか無事に28公演を走り切ることをお祈りしています。
(28/1)
この日は隣の席に若い男性が一人でいらしていて、最初から最後まで熱心に応援していて、とても嬉しかったなぁ。
想いは届いている。
良い公演でした。
全てに感謝。
歌声を届けていただき、ありがとうございました。
【後記】
余談ですが、この日、コンサート前にデパートで買ったまな板と一緒に参戦したんです。
(何もこの日に…)
でもこのまな板すごいですよね。
玉置さんの歌声浴びたんだから。
かなり美味しいものが出来るはずです。
あと、もう一つ、このまな板、削って何度も再生出来るんです。
命あるもの何度も再生出来る!
それを私達や玉置さんの人生に重ねたりして、余韻に浸り中です。
玉置さんの歌への想いを改めて感じた日でした。
お読みいただきありがとうございました。
それでは、またお会い出来る日まで。
2022.08.11