billboard classics 玉置浩二 35th ANNIVERSARY
LEGENDARY SYMPHONIC CONCERT 2022
“Arcadia-理想郷-”
東京国際フォーラムA(2022.02.26)
東京フィルハーモニー交響楽団
指揮 大友直人
開演 17:00
いよいよ、今年初の玉置さんのコンサートへ!
なんということでしょう!
そこには新しい玉置さんの世界が開けていました。
これより先はネタバレになりますのでご注意願います。
セトリや内容を知りたくない方はご覧にならないでください。🙇♀️
【一部】
玉置さんの衣装は
黒のロングジャケットに黒のパンツ、ジャケットは大きな襟で襟からゴールドの刺繍が前身頃の合わせの裾まで両側にシメントリーに施されています。
Arcadiaのグッズ類の唐草模様のようなデザインの柄で、子どもさん達はいませんがこのようなイメージです。
(東京芸術劇場のパイプオルガンの以前書いた記事より。
写真は引用させていただいたものです)
1.歓喜の歌
大友先生のクラシックのリズムのゆらぎが感じられるプロローグから。
曲の終りでは胸でグーをクロスするポーズで締められます。
※以下(初)はBillboardclassicsで初のお披露目です
2. カリント工場の煙突の上に (初)
2015ソロコンサートで歌われた故郷の街の光景をモチーフに作られた曲です。
BillboardLive2018のステージでも歌われ、その迫力に身動ぎも出来なかった。
玉置浩二ショーでは竹原ピストルさんが歌われました。
思わず、声が出そうになる。
ソロコンサートで歌われなかったので残念に思っていて、まさかこちらで聴けるとは思っていませんでした。
ピストルさんもこの曲がシンフォニックコンサートで歌われたことにきっと驚かれることでしょうね。
さて、次の曲からも初お披露目の曲が続きました。
3. CAFE JAPAN (初)
ソロコンサート2019で歌われた曲でこちらはニューオリンズサウンドのジャズのオーケストレーションで新鮮な一曲でした。
これからが楽しみ。
4. aibo (初)
シンプルなオーケストレーションの上にこちらもソロコンサート2021で歌われた、ハートフルな名曲。
5. 恋の予感
アルバム「安全地帯Ⅲ」に入っている1984年のヒット曲で以前の公演で歌われていました。
6. メドレー
(MR.LONELY~All I Do~サーチライト)
・MR.LONELY
2021ソロコンサートで歌われ、進化した一曲です。
最後にマイクを離してのシャウトは圧巻です。
・All I Do (初)
2015ソロや玉置浩二ショーでも歌われました。
玉置さんの歌声が響き、オーケストラとのコラボレーションも素敵です。
・サーチライト
芳醇なオーケストレーションと玉置さんの歌が映える一曲です。
7. FRIEND
前半の最後の曲に定番で歌われています。
今日も変わらずの安定感でした。
私見ですが
玉置さんは新しく歌われた曲で
音楽の神に遣わされた戦士のようにも…
なくならない争いに静かに向き合う戦士のようにも見えました
【二部】
玉置さんの衣装は
黒のシャツ・パンツとグレーのベスト、ワインレッドのロングジャケット(ビロード地)
8. グリーンスリーブス幻想曲 (管弦楽)
(ヴォーン・ウィリアムズ 作曲)
9. 愛だったんだよ (初)
NHK「みんなの歌」で放送され。優しいアニメの映像が思い浮かびます。
10. 行かないで
11. メドレー
(ワインレッドの心~じれったい~悲しみにさよなら)
12. JUNKLAND
13. 夏の終りのハーモニー
【アンコール】
14. 田園
15. メロディー
10曲目からは玉置さんの真骨頂で、おさまるところにおさまる形で終わり安堵。
ドキドキな公演が終りました。
JUNKLANDと田園でテンポが走り気味だったような気がします。
少しずつ修正されていくコラボレーションはさすがでした。
新しい曲は特に丁寧に歌われていて、演奏とのハーモニーはこれから回を重ねるごとにもっともっと素晴らしくなっていくと思います。
本編最後にはスタンディングオベーションが起こりました。
心に響く素晴らしいコンサートでした。
玉置さんも嬉しそうに応えてくださり、気持ちが繋がる瞬間でした。
「メロディー」の最後には感極まっていらしたような。
玉置さんの胸にはどんなことが去来したのでしょうか。素敵でした。
(もらい泣き)
玉置さんのbillboardclassicsの新シリーズ公演では1、2曲が変わるのが通例で、セットリストは変わらずとも、少し諦めていたような気がします。
これほどまで新しい曲が加わることは予想しておらず、とても驚きました。
今さら言うまでもありませんが
玉置さんの生の歌声は本当に素晴らしい✨
玉置さんの集中が伝わってきた。
ファンは固唾をのんで見守る。
緊張感のある良い公演だった。
新しい幕開け…
とどまることなく挑戦を続ける玉置さんはかっこ良い。
こんな時代だからこそ、直接音楽を届けていただけることはとても幸せなことだということをかみしめながらのコンサートでした。
奇しくも、2022.02.25のコンサート前日は安全地帯40周年の記念日でした。
愛と平和へ願いを込めてつけられたバンド名は私たちファンの誇りです。
世界中の平和を願う。
🕊𓂃 𓈒𓏸
お読みいただきありがとうございます。
2022.02.27