さらに以前から気になっていた、Twitter上の企画、「深夜の2時間DTM」に初参加しました。
2時間で楽曲を作ってTwitterに投稿する、というものです。
これの2回目、参加しました。
深夜の2時間DTM
#深夜の2時間DTM
— こぢゃ@TOEICと宅録 (@pojama_toeic) July 8, 2023
2回目です🙇
お題「魂の叫びをイメージした曲」
お題がムズ過ぎ!!
ヴォコーダーで「魂の叫びよー」ではダメ?😅
かの香織と「天国への階段」を仮で借用してましたが、結局、時間が無くて仮のままです😑
で、最後は必殺技「無理やりメタリカ」
そう!これがオレの魂の叫びだ!🤣 pic.twitter.com/iRvF0qrUOj
今回2回目で、お題が「魂の叫びをイメージした曲」。
前回1回目のお題は「夏の始まりをイメージした曲」。
イメージ、苦手なんすよねw
この企画、週2回くらい開催していて、既にもう2回、参加を逃しているんですが、その時のお題が「ワウを使った曲」「ソウル」。
なんでよー、オレのためのお題じゃん!
まぁ、しょうがない。こればかりはタイミングの問題ですから。
で、ちょっとチート臭い話をすると、今回は「お題に関係なくポップみのある音楽」にしようと決めてたんです。
それが、まさかの重ためなテーマ。
でも他の参加者の皆さんのを見ても
「お題に関わらず、今日はこんな感じで行こうと思ってましたが何か?」
みたいな曲調だったりすることも多いので、まぁ気にせずに「最初にやろうとしていた線」で行くことにしました。
ド頭のヴォコーダーは、申し訳程度に後付けで追加w
因みに、ちょっと専門的な話をすると、今回の曲はクリシェと言う手法のコード進行を使っています。具体的には「上物の和声はそれほど変えずにベースの音だけ半音ずつ下げていく」というものです。
(ビートルズの『ミッシェル』や、レッド・ツェッペリンの『天国への階段』などが有名)
ちょっと違うのは、私は、このクリシェ⤵️をしつこく3回繋げています。
トニックのメジャーコードのクリシェ
⇒サブドミナントのクリシェ
⇒トニックマイナーのクリシェ
トニック、サブドミナントの2回連続クリシェは、一般的に使われることもあるかもしれませんが、さすがに 3回繋げるのはトゥーマッチです。しつこ過ぎる。たぶん、プロならやりません。
で、まぁ、そこは私は素人ですから、やりたいようにやります。
「やりたいと思ったらやればよい」んです。😊
出だしのリードシンセは、うっかり、かの香織 『1秒だけタイムスリップ』が憑依してしまいましたw
まぁ、「仮」と言うことで、あとで変えようと思うも、いい感じの代替フレーズが浮かばず、結局そのままリリースしています。
その次、2つ目のクリシェでは、リードシンセを弾き間違えて(打ち込み間違えて)いますね。😱
何か、違和感って言うか、自分が意図していた音ではない音が出ていて気持ち悪いと思ったんですよねー。まぁ、今更なんですけど。
3番目のクリシェは、マイナーなので、ここはもう仮メロとしては前述の『天国への階段』でしょう。
と言うことで、『天国への階段』リスペクト(と言う名のパクリ)のフレーズを仮入れしてあったんですが、これもやはり代替可能なフレーズが出てこず挫折。
そのままリリースですw
何せ、曲を作れるのは 2時間までなのでね。あまりディテールを詰めていく時間が無いんです。
そしてエンディング。
この「弾いてみた」動画でも使った、「エンディングを無理やりメタリカの “One” にする」と言うのを、性懲りもなく、また使いましたw
この技、今後、トレードマークの如く頻繁に使う予感がします。
以上、深夜の2時間DTM、参加2回目の所感。
ま、こんなもんでっしゃろ。©北林谷栄
早2回目にして、練度は上がってきているのではないか、と。
さすがオレww
さて、
曲や機材の詳細については、こちらを。
今回も書いていないですが、これ、今後、参加回数が増えて、あとから遡及して管理簿を作るのは、結構大変そうですね。そろそろ書いていこうと思います。
<追記>
と言うことで書きました。曲や機材の詳細については、こちらを。
おまけ3連発
かの香織さんの最新ライヴ!!
かの香織さんは実家の造り酒屋(1757年創業のとんでもない老舗)の蔵人をしながら、シンガーソングライターや音楽プロデューサーとして活動していますが、傍目から見ると「造り酒屋の方が中心」の生活のように思えます。
そんな中、これは今年2023年のライヴ。公式動画。ソニーさん、エライ。
小箱(紀尾井町サロンホール)。そして、ほぼノー・リヴァーブ。
ご本人的に満足のいくものだったのか。それはわかりません。
でも…よくぞこの声と歌唱を維持していてくれた。😭
【演奏】
鶴来正基(Pf.)
今堀恒雄(G)
ギターの今堀恒雄さんは、かつて菊地成孔さんとティポグラフィカを作った人で、私見を言えば、「日本プログレ界最重要人物の一人」だと思います。
一番最近だと、昨年、小川美潮さんの4to3BANDで見ました。
(そう言えば「今日はこれを観に行きます」ってツイートしたら美潮さんご本人からリプもらって舞い上がったのであったw)
うーん、今堀さんについては、もっと語りたいんだけど、超・長くなるので泣く泣く割愛w
すもこんエンディング
「無理やりメタリカで終わらせる」エンディングについてですが、これは実は元々念頭にあったものがあります。
それは、「スモーク・オン・ザ・ウォーター」のライヴでのエンディング。
「ジャッジャッジャーーーン!ダダッタダッタ ダッダッツクダダ!ジャジャン」
って奴ね。
このエンディングは中々汎用性が高くて、軽音やオフ会セッションなどで、よく使われていました。(もちろん、スモコン以外の曲でw)
複数のバンドが集まってセッションをやるような機会を持っていた人なら、ご存じの場合も多いかと思います。
アウトロでサブドミナント伸ばしにするような展開の曲なら、もうジャズだろうがポップだろうが、このエンディングにできるんですw
むしろメタルやハードロックじゃないジャンルでやった方が笑いが取れます。
実はプロでもライヴでやるんですよ。貼らないけど、自分が知っているのはジョニー、ルイス & チャー(アルバムは確か “FREE SPIRIT” だったかな)。あと、スティーヴ・モーズとマイク・ポートノイがライヴでオズモンズの曲をカヴァーした時も、エンディングはこれでした。
ま、会場の年齢層が高くないとウケはイマイチかもしれませんがw
どくろのビカビカ
動画の「無理やりメタリカ」のところで、ドクロがビカビカッとなるような効果を入れています。これも実は元々念頭にあったものがあります。
それは、フィンランドのヘヴィメタル・バンド、アポカリプティカの最初期のライヴ動画。メタリカの “One” のカヴァーです。
このバンドが普通のメタルバンドと違うのは、メタルバンドなのにギターとベースがいないことです。
シベリウス音楽院のチェロ奏者数名を中心に結成されたバンドなんです。
上記は同曲の公式のライヴ動画です。
一番有名な件の動画は2006年。公式ではないので、ここには貼りません。
それが、おそらく彼らの動画で最も再生されているものだと思います。
で、その動画だと例の「デケデデケデデデ!デケデデケデデデ!」と言う3連フレーズのところでバックドロップ(バンドロゴが書かれた幕)のドクロが、ビガビガッとフラッシュしてかっこいいんです。
最初見た時は「何じゃこりゃw」みたいなバカ負けって感じだったんですが、今となっては、1周回って大好きですね。
私の動画は、それを意識したものなのでした。
ま、どーでもいい話ですがねw