ケキ(깨끼)縫い(合わせ三つ巻き縫い)とは、 
コップソル(곱솔)縫いとも言い、 
表布と裏布を一緒に3回ぐし縫いし 
縫い代を極細く仕上げる伝統の縫い方です。 

 主に韓服(ハンボク)の仕立てや 
ポジャギの縫い方などに使われています。 
様々な伝統布の中でケキ縫いに向いてるのは 
しなやかな苧麻や薄絹などがあります。 
韓国語でノバン(노방)と言う薄絹は 
美しい透け感が魅力でケキ縫いにも 
とても扱いやすく丈夫でありながら、 
細い線をより美しく見せることができます。 

 ノバンが持つ素材の美しさをケキ縫いに 
合わせ春風にそよそよ揺れるフレッシュな 
グリーンの若葉色のポジャギに仕立てました。

 今日は上級クラス皆様の教室の日でした。
 一枚仕立てのケキ縫い技法を学びました。 
縫い代を細くすることがポイントです。 
本日もご参加ありがとうございました。