人の心の闇は計り知れない。
まるで煤汚れのように、こびりついたら洗っても消えないし簡単には落とせない。
環境の変化や創作物からの影響で人格が変わるようであればそれは初めから荒んでなどいない。
知らなかったこと、知ったことによって自分が反省したり恥じたりすることで人は成長する。
成長することを望まず社会に反抗して生きてやると捻じ曲がった思想を抱くものもいる。
劣等感やコンプレックスが人を悪魔へと変えてしまう。
人の幸福を妬むようになる。自分の幸福よりも他人の不幸を望むようになる。
そこに罪悪感もなくむしろ快楽を感じているのが彼らの本当に哀れなところだ。
しかし価値観やモラルなどがズレていて常識から逸脱しているにも関わらず常識人を演じるから詐欺は成立してしまう。
多くの人の持つ道徳的な倫理観も、彼らにとっては非常識な思考パターンなのかもしれない。
人間、非常識な思考パターンを演じることはそう難しくはない。
両者ともに考え方を理解できるけど共感はできない。それだけなのだ。
どんな危害を加えられるのか想像のつかないモノに対して人は恐怖を抱く。
しかし何よりも大事なのは自分がブレないこと。
詐欺師たちは人の心の弱みにつけこむのがうまい。彼らも弱い人間だからである。
どんな時も、自分が強くあることが一番大事だ。