賃貸アパートの退出時に大家さんともめて、「敷金を一円も返還しない!」と言われてしまいました。
大家さんはアパートの一階に住んでおり、神経質なのかな?という印象はありました。
部屋を決めるときに2件の不動産屋をめぐり、私の希望にあった部屋を紹介してもらいました。
その部屋は2件とも大家さんの部屋でした。
しかし、家賃が私の予算より超えていたので不動産屋さん2件ともに値下げ交渉をお願いしたのですが、あの人は融通が利かない人だから難しいですね、と営業マンに断られました。
さらに、賃貸借契約書の注意事項に部屋でうるさくしたらすぐに退去させますと手書きで書かれていました。
結局私はその物件に4年半ほど住んでいたのですが、そういえば、2階の人が3か月ほどで出で行くのを数回見ました。
トラブルの始まりは、私が彼氏を部屋に入れていることに気づかれてしまったことでした。
週に1度泊りに来てたのを大家さんに見られて、人を入れてるのなら家賃を1万円、水道代を2500円値上げすると言われました。
私はそれは高いので来月出ていくと言うと新居を探すのも時間がかかるし、出ていくほうがお金がかかるんだからこれで勘弁してあげると言われました。
週に一度しか泊まっていないと訴えても聞いてもらえず、払わなければ住まわさないの1点張りで1か月分振り込みました。
私はその大家さんの態度に辟易し、退去を決めました。
退去することを不動産屋に伝えると、退去時の対応は大家さんがしているので大家さんと直接やり取りしてほしいと言われました。
変だな?と思いましたが1階に住んでいるので報告し、月末の退去時に部屋を確認し、鍵の受け渡しをすると決まりました。
そして、約束の日が来ました。
大家さんは床が汚れている7畳の床全面を張り直すと言い出し、私が入居したときに一部分だけを補修している箇所があったのでそこを指さしこのように一部補修ではだめですか?と聞いてもダメダメ!といい、自分の知っている業者のカタログを出して好きな床を選び「これでやるから」と勝手に決めました。
それはおかしいと言っても聞き耳持たず……
何を言っても聞いてくれないので鍵を渡すと、賃貸借契約書も持っていくからと奪われてしまいました。
後日また電話がかかってきて他にも汚れている箇所見つけたから、それを直すと敷金の返還は一円もないからと言われました。
「それはさすがにおかしいですよね?何のための立ち合いですか?私が帰った後のことは知りません。床材の分しか認めてませんよ」と言いましたがやはり聞いてくれませんでした。
それから私は司法書士に相談して、結局裁判を起こすことになるのです。
退去してからも電話連絡があり、これ以上お金を請求されたらたまったものではないと感じたので、司法書士の無料相談に行きました。
私の要求は、「敷金はもう返還しなくてもいいから(20万円)これ以上一切金銭の要求はなし。連絡もしてこないように約束してほしい」だけでした。
司法書士さんはその文書を作り大家さんを訪ねて行ったのですが、その行動がさらに問題をこじらせてしまったのです。
「司法書士なんかがでしゃばりやがって!うちは弁護士つけて対抗するからな。どこでも行ったるわ!」と。
司法書士さんはその態度に腹が立ったようで、「裁判しましょう!絶対勝てます!」と私に言ってきました。
私の要求はあの人との関係を断つことを約束するという一筆だけだからしなくていいですと言いましたが、「損はさせない。裁判のやり取りも全部うちがやるからあなたが大家さんに会うこともないから」と言われ、必ず敷金20万返還させるからということで裁判をおこすことになりました。
訴訟を起こしてから1年以上経ちました。
裁判官は最初は和解しなさいと言っていたそうですが、大家さんは絶対に和解しないと。
で、結局裁判官は敷金を全額返還するようにという判決を下しました。
大家さんは、雇った弁護が裁判官に判決に従うしかないんですよと言っても「絶対払わない!弁護士が何をやっとんや!」とすごい剣幕で怒っていたそうです。
私は、やれやれ、これで終わると思っていたのですが、思いもかけないことが起こったのです。
大家さんが、私が住んでいたころ、下の階のSさんという方が私がうるさくしていたからという理由で出て行ったと。「Sさんも法廷に出て証言することが可能です。その損害賠償請求で敷金20万円と相殺させてもらう」と弁護士が裁判官に訴えたそうです。
私がこれに対抗するなら、うるさくしていないという証明をしないといけないと。
司法書士さんも、これは和解するしか方法はもうないと思うと降参しました。
そして和解金10万円で結審しました。
しかし、それでも大家さんは「なんでわしが払わなあかんねやー!」と怒っていたそうです。
関係を断ちたい人間がいるときは誠実に対応する必要なし!速やかに連絡先を変更すること!!