「今の私はばかで人にだまされるか、あるいは疑い深くて人を容れる事ができないか、この両方だけしかないような気がする」--夏目漱石「硝子戸の中(うち)」より

 

再び夏目先生の登場。

自分では結構人生経験もあり、そうやすやすとは人にだまされないぞと思っているものの、案外変なところでだまされる。そうするとますます疑い深くなるという人生の悪循環。夏目先生も大変だったんですね。

著者: 夏目 漱石
タイトル: 硝子戸の中(うち)
著者: 夏目 漱石
タイトル: 硝子戸の中