ティックトックでいじめに関する言及をした動画を上げました。

内容はいじめる側にも問題ある。

 

 

しかしいじめられる側ばかりクローズアップばかりされていてで、いじめる側の問題点を指摘する声があまりにも少ないのが現状。

いじめられるのは原因ではなく要因として主張しましたが、ただこれは解釈によってはどっちも一緒、また別の捉え方をする人もいたようで様々でした。

 

そしてコメントの中にいくつか注目すべき点がありましたのでいくつか紹介したいと思います。

 

・人間としての動物という観点からも弱いものを排除していくというのは本能であり、いじめが起こるのはしょうがない事。

的なコメントがありました。

人間以外の動物社会においても、同じ種別でも集団生活において他者を排除する事は生きる者の本能、という主張だったようですが。

しかしこれには説得力がありません。人間以外の獣でしたら基本的に本能重視で生きているのは確かですが。

人間社会は決して本能重視では生きられません。人間独自の理性があるのです。理性があるからこそ他人の立場や気持ちをよく考えて行動・発言をする、それこそが人間です。

本能重視だと自分の感情を抑えることなく自制が利かないような事をすると社会から淘汰されます。それが人間社会です。

ですので本能という事を挙げてのいじめ正当性は認められません。

 

 それともう一つ。


・どうしても嫌いな人関わりたくない人がいるから無視するのに、それをイジメとされてはどうしたらいいか分からない。

これに関しては困惑するようなコメントが多かったですね。他の人を嫌いになる、他の人とどうしても合わない事はそれはさすがにやむ負えない事であり、誰でも好きになりなさいという理想はあったとしても無理をしてでも人を嫌いにならないようにするには中々難しい事です。

無視された方としては納得いかないからいじられたと思ってしまう事もあるとのことです。

 

しかし別のコメントで確かにそれはそうだなと自分なりに納得いくコメントがありました。

 

人を嫌いになる無視といじめによる無視は違う。

 

いじめの意識は特になくただ関わりたくないという意識は普通に生きていてもあっても不思議ではないと思います。

ただ無視された側が納得いってないのなら、関わりたくない理由もあるでしょうがそこはハッキリと言うのも一つの手、としての解決方法もありだと思っております。



一方で関わりたくないから無視をするのではなく、無視をしてやろうという意識をもって無視する事、そしてその無視を他の者にも共感を元め仲間を増やし対象相手を無視する事。これに関しては明らかにいじめによる無視ですね。

そして意識して無視する事はその時点で関わってる事になります。

 

今回上げた動画で言いたかった事は、いじめる側にも問題があるという事をメインとして主張しましたが、いじめる側の人に対する考え方、他人の気持ちを無視して自分の都合だけを考えて相手を利用している事などいじめる側の問題点は確実にあるのです。

いじめられる理由がその人にあったとしても、それをもとにいじめて良い理由にはなりません。


どんなにいじめられる理由があるとしても、それでもいじめはしないという人が確実にいます。  

いじめられる側の問題点を挙げる事よりも、いじめる側の問題点の指摘をもっと多くの場所で言及される事をして言って欲しいとせつに思っております。