今回もまた誹謗中傷に関してのブログを上げたいと思います。


サッカー日本代表がアジアカップに出場してイランと対戦しましたが結果は敗れてしまい、ベスト8で敗退してしまいました。

自分はそれ程サッカー玄人ではないので一言で言ったら

しょうがない

と捉えるだけでしょう。


しかしその敗退の要因となったとの声が多いのが、DFの板倉選手がアディショナルタイムでペナルティエリアでイランの選手にファールをしてしまいPKとなり、イラン選手がPKを決めて決勝点となりました。


実質的に板倉選手のファールが決勝点となってしまいましたので敗退の要因という見方も分からなくないですが、だからといって誹謗中傷の言葉を浴びせさせるのは余りにも理不尽ですね。



サッカー解説者やサッカー経験者が板倉選手のプレーを技術的に指摘をするのならまだ分かりますが、サッカー素人の者が辛辣な言葉で批判し、さらに誹謗中傷に発展させる筋合いはないと思います

こういうスポーツ選手への技術的ではない感情からなる言葉ってのは、結局のところただの自己の身勝手な発言だけであり、その選手に取ってみれば何の役にも立たないという事を是非とも多くのサポーターやファンに自覚をして欲しいと思います。


選手を応援し期待するのは勿論よくある事ですが、その期待通りのプレーをしてくれなからってまるで裏切り者扱いするかのような感情の発揮をしたところで誰も得はしません。


選手の中には辛辣な言葉を浴びる事によって逆境から這い上がり成長する選手もいるとは思いますが、全員とは限りません。それどころかプレーが萎縮してしまう選手もいるのではないでしょうか。


そのような罵声を浴びて萎縮するようならスポーツ選手としてどうなの?という声もありますが、しかし選手によってメンタルの持ちようはそれぞれ違うところもあるはずです。選手のメンタルの持ちようを指摘する前に、ファンとしてのメンタルの持ちようも大事になってくると自分は思いますけどね。



選手としての技術力は大いにある、しかしメンタルがイマイチ。それは選手としての力量が足りないという面も否めなくはないですが、それでも一生懸命プレーをして失敗したなら罵声を浴びせるよりも

『次こそ頑張れ!』

という声もあってもいいと思いますよ。

これに関してはある程度反発心がある人もいるかもしれませんが、個人的は罵声よりも応援し続ける事の方が大事なように思えますので。


しかしそれにしても、サッカーの見方が浅い人々が板倉選手への誹謗中傷はあり得ないです。技術力が高いから日本代表になってるわけでして。試合後の挨拶がないからって彼への人格否定するコメントもありましたがさすがに行き過ぎです。

そして板倉選手を選んた監督は森保監督です。森保監督は一昨年のW杯においてそれなりに成果は上げてる監督です。現在において日本代表の監督は森保監督以外に能力がある監督が果たしているでしょうか。




日本代表のサポーターは自分がサッカーを見るに辺り素人か玄人か自覚をした上で、もし素人だとしたらそれはただのファンでありプレーぶりが悪かったとしても冷静に見て、

下手に選手への罵声を浴びせさせるのは是非自重した方が良いように思います。