『はい論破!』『それってあなたの感想ですよね?』


これらの言葉が小学生の間でもてはやされ流行ってるそうですが、何ともまぁ危険思想が流行ってしまう事態になりましたね。本来のコミュニケーションとしての意識からは逸脱してます。




どんな関係であれ人と人が対峙して会話してる以上、そこに信頼関係が必要となります。お互いの立場を考慮しながら言葉の選択をする必要があります。それは人と人がいる以上そこでの感情を無視する事は出来ないはずです。理屈と感情をバランスよく上手く使い分けてこそ、お互いの人間関係の構築の成功に繋がるのではないかと私は思います。





人間関係構築を本当に一切考えない、というのならそれでも良いでしょうが、そこまでの強人のようなメンタルを持ち合わせてる人って中々いないものです。人間理屈だけではとても持ちません。よっぽど社会的な勝者と思い込めてる人でない限り、結局人というのは最後には感情に頼らざる負えないという事が多いと思います。


自分の言葉の引き出しの量を自覚せずに、ただの論破目的で正論を言おうとすると逆に返り討ちに合う事にもなりかねません。下手に真似しない方が身のためです。
あなたの感想ですよね?は、議論してる時に相手の理屈に対して上手い返しが思いつかなかった時の、逃げの言葉に過ぎません。
コミュニケーションは勝ち負けのスポーツではありません。言葉の選択はそんなに軽く扱ってはならないですよ。信頼、絆、気遣い、立場、これらを考慮しながら会話する事が後腐れがない会話になる事でしょう。