春樹がまたいいこと言ったよ! | naoのブログ

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村上春樹という字面が美しすぎてむかつく、という理由で彼が嫌いでした。
なんて浅はかな!今は大好きです。
読み返す度に心に響くを発見するんですよね。

「この世界において、
退屈でないものには
人はすぐ飽きるし、
飽きないものはだいたいにおいて
退屈なものだ。そういうものなんだ。」
~海辺のカフカより~

今日、風の歌を聴けを読み返して、すてきな言葉をいくつもみつけました。

「条件はみんな同じなんだ。故障した飛行機に乗り合わせたみたいにさ。もちろん運の強いのもいりゃ運の悪いものもいる。
タフなのもいりゃ弱いのもいる、金持ちもいりゃ貧乏人もいる。だけどね、人並み外れた強さを持ったやつなんて誰もいないんだ。みんな同じさ。
何かを持ってるやつはいつか失くすんじゃないかとビクついてるし、何も持ってないやつは永遠に何ももてないんじゃないんじゃないかと心配してる。みんな同じさ。だから早くそれに気づいた人間がほんの少しでも強くなろうって努力するべきなんだ。
振りをするだけでもいい。そうだろ? 強い人間なんてどこにも居やしない。強い振りのできる人間が居るだけさ。」

一番共感したのは、
「僕は時折嘘をつく。
最後に嘘をついたのは去年のことだ。
嘘をつくのはひどく嫌なことだ。嘘と沈黙は現代の人間社会にはびこる二つの巨大な罪だと言ってもよい。実際僕たちはよく嘘をつき、しょっちゅう黙りこんでしまう。
しかし、もし僕たちが年中しゃべり続け、それも真実しかしゃべらないとしたら、真実の価値など失くなってしまうのかもしれない。」

数日前の日記にもあるように、私は正直な人が好きなんです。
なんで、みんなくだらないことでも嘘をつくんだろう?という不毛な疑問を持っていました。
でも、この文章を読んで、そうだなぁと深く感心。
真実しかしゃべらないとしたら、真実の価値なんていうものはなくなってしまうわけです。
真実と言う概念すら消えてしまう。
今までむかついてたやつにも少し優しくなれそうです☆