久しぶりに
数年前に出会った彼に
連絡をした。
光を感じたくて。
わたしひとりでは、
なかなか感じることの出来ない
高揚感をくれる。
そして
これまで出会った人と違うのは、
彼にはなれないということ。
これまでの恋愛って
その人の何かに憧れたりした。
その人の生き方に
染まってみたかったりした。
でも
この彼と出会ってから
わたしは
どんどん"わたし"になってくんだ。
彼の世界に
お邪魔することなんてできなくて
彼の持ってるものを
わたしも欲しがったこともあったけど
そんな風になれば
彼とは
距離が広がるばかりだった。
彼は彼を、
わたしはわたしを、
生きることしかできないんだって
この何年も
わたしという人を
追い続けてるんだよね。
彼は
ビジネスがすごく得意で
世界をとびまわってる。
わたしは
自然が大好きで
ずっと植物を愛でている。
彼と出会って
わたしは山を捨てた。
わたしじゃなくて
彼を追いかけたから。
あの時間は
わたしはわたしを見失ってた。
今、山に帰ってきて
毎日が
また、輝き出したんだ。
久しぶりに
彼に連絡をして
わたしの上にある空が
ぐーーーんと高くなった
そんな感じがした。
求めてるのは
わたしが幸せであること。
わたしが
心地よくあれること。
彼が欲しいわけではない。
わたしの
ご機嫌がここにあればいい。
ほんの少しの交わりで
また
明日も輝こ!って思えちゃった
そんな人に出会えたこと、
こうして
わたしがわたしになれたこと、
心底愛おしいや!