丁寧な護衛に包まれ
戴冠式のような凛とした中

二人でおいでになりました。

開けた瞬間に  匂い立つような
まるで
あたかもずーっとそこに在ったように


Rachelさんの選んでくれた石に
亜弥さんの装飾と心が乗る
ものがたりがあるって、
オートクチュールってこんな感じなのかもって
勝手に想像

手に取ると
ジーンと染み入るような感触
涙ぐむまなこ
ちょっとピリッとする指先


なんでかね
まだ着けられてないの。。
こんなに綺麗なのに


もう自分で在ることに諦めよ


言わんばかりに 
優しく強く煌めいていらっしゃいます



my King & my Queen