ごあいさつ
※追記※
以下に出てくる
PTAについての解釈は
この地域周辺のPTAの
在り方で、一般的なPTAとは
異なっていると思います。
地域柄PTAという名だけで
保護者会としての活動が強く、
先生方も会費は払っていますが
会議や活動には一切参加せず、
学校とは別物として
扱われています。
新年度に役員の経歴確認書を
全家庭に配布するのであれば、
まずはこれを『加入届』にして
PTAの改善を図ろうとした
Bさんは、本部内に上がった
反対の人達を説得することに
成功しました。
そしてママ友やその他の
メンバーと加入届を作り、
小学校のPTA担当の先生にも
報告を行いました。
が、小学校からの返答は
そういうことは
やめて欲しい
とのことだった。
これは地域との密着とか
PTA活動の一環で小学校の
物品を寄付として受け取って
いることが原因だった模様。
ちなみにこのPTAからの寄付と
いうのは、市区町村で受け取りの
規定が設けてあって、受け取った
品物についての詳細などを
市区町村や教育委員会に
申請することで合法になります。
寄付って保護者が勝手に
やってるもんだと思って
いたんだけど、ちゃんと
受け取る側が手続きを行って
処理していることを
会長になって初めて知りました。
で、そういう寄付とか地域との
協力というのは、とっても
お金がかかってくる。
PTAを加入制にしてしまうと
会費としての収入が減って
しまったり、これまで
保護者が行っていた立ち当番の
問題とかが学校側に責任として
回ってくる可能性もある。
だから学校側はPTAの改革を
嫌がることが多いというのを
本部役員の人から聞いた。
これがそのまんまA小学校に
当てはまっているのかは
わからないけど、そこでも
色々と言われて反対を
されたそうです。
でもPTAって保護者が作る
ボランティアの組織なわけで、
学校側に口出す権利は
ないんですよね。
しかもPTAの会則を確認しても
加入届などの書類については
一切記載されていなかったので、
改善として行うにしても
臨時総会など開く必要も
全くなかったようです。
なので
PTA活動は保護者の
ボランティアであり、
外部組織である
ということを理由に、
Bさんは加入届の作成を
強行することにしました。
こうなると学校側としても
拒否はできないし、でも
先生達の話を聞いてもらえない
ということになると、
学校側からはかなり悪い
イメージになってしまう。
この辺、難しいなと
会長をして思いました。
確かにBさん達が主張する
ように、PTAは保護者の
ボランティア活動な
わけだけど、でも活動を
行うのって小学校内ですよね。
小学校が全くの無関係で
あるのであればともかく、
小学校の中で小学校の
行事や様々なことに関わって
くる状況において、果たして
学校は
無関係
と言い切ってしまって
良いものなのかということを
経験者として思う。
確かにそうやって切って
しまいたくなることも
たくさんあったし、本来は
それが正しい姿なのかも
しれないけど、学校側には
学校側の付き合いや事情が
あるわけで、それを丸無視して
強硬してしまうのもどうなの？
そこはお話合いだと思うし、
ズルい大人の生き方になって
しまうんだけど、妥協や
忖度が必要な時もある。
善だけでも正義だけでも
やっていけないのが
世の中だと思うし、
私は自分自身が会長を
経験していて、学校側を
敵に回すようなやり方って
結局子どもの為にもならないから
失敗なんじゃないかなと
思ってしまいました。
