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ごあいさつ
出張先で女性の先輩に
山盛り叱られた来た夫。
かなりショボンとして状態で
出張から帰ってきました。
そして私の顔色をちらちらと
伺いながら、子ども達に
お土産を渡したりして
話すタイミングを
伺っていました。
その前にスズキさんから
LINEをもらっていて、
『飲み会の時に夫くんに
めちゃくちゃ説教して
反省したみたいだから、
帰ったら話聞いてやって。』
という内容だったので、
取り敢えずご飯を食べて
子ども達がテレビを見始めた
タイミングで私もお茶入れて
ダイニングテーブルに
座りました。
スズキさん本当に
面倒見良いの尊敬する。
丁重にお礼を
申し上げておきました。
そしてそれに合わせて
夫も席に着く。
夫
「あの......お話が......
あるのですが......。」
「はい。」
気まずそうに
モジモジモジモジ。
夫
「この間の......正規職員の
話なんだけど、なっても
いいんじゃないかなって
思います。」
「は?」
思わず出てしまう。
この期に及んでお前は
何を言ってるんだって
思いましたが、取り敢えず
続きを聞くことにしました。
夫
「いや、あの俺が決める
とかそういうことじゃ
なくて、ぽいちゃんが
正規職員で頑張りたい
って思うのであれば、
俺もできる限りの協力
しようと思っているし、
ぽいちゃんがやりたいと
思ってることを尊重
したいというか......。」
「......。」
夫
「この間ぽいちゃんが
女の人にも聞けって
言ってたけど、それを
出張の時に飲み会に行って
スズキさんとか先輩とかに
話したんやけど、全部
お前が間違ってるって
言われたんだよね。
それで凄く反省して
って言うか......。」
「言うか?」
夫
「ほんまはぽいちゃんが
言ってることは正しいって
わかってたけど、でも俺も
稼いでいて家族を養ってる
気持ちで頑張ってたし、
そこを給料比べるみたいな
こととか言われてちょっと
腹立ったって言って
しまったとこがあって、
本当は言った直後から
ずっと後悔してた......」
というところで夫が
この空気に耐えきれないと
いうような感じで
大きな溜め息を吐きました。