ごあいさつ
夫と喧嘩をした翌日、
職場でイライラを悟られて
しまった私は、事務長や
副園長に愚痴を溢しました。
思わぬところで副園長の
離婚の流れを聞くことに
なったりしたものの、
私の苛立ちを理解して
もらえたお陰でちょっとスッキリ。
なんだかんだみんな
似たような経験しているんだなと
思うと、若干仕方ないなと
諦められる部分も出てきました。
もちろん夫の言い方で腹立った
部分はあるけど、こういう
価値観って社会の在り方とか
流れとかそういうのもあるし、
社会で生きてきてみんな
何かしら持っている偏見とか
そういうものだと思うから、
割り切ることも大事だなと。
その後もその話を聞いた
他の既婚者の先生達とも
ちょっと愚痴り合ったりして、
ほんと男って
仕方ないよね(笑)
みたいな感じでお互いに
笑いながら終われて
その日は帰りました。
で、よ。
仕事終わって買い物して、
末っ子くん迎えに行って
家に帰って来るじゃん？
私はそのまま洗濯物を
洗濯機に放り込んで、
末っ子くんの相手しながら
夕飯の準備とか子ども達の
帰宅の準備とかバタバタと
動いているわけですよ。
言うてる間に上の子達が
帰ってきたりして、
やれ宿題だの風呂だの
晩ご飯だのバタバタバタバタ
息つく暇もなく動き回って、
ようやく夫の存在を思い出す。
と言うか、どうせ寝室で
ふて寝してるかスマホで
動画見ているだろうと
思って放置してたんだけど、
晩ご飯を普通に食べるのか
それとも体調悪いというなら
うどんかおかゆを作った方が
良いのか聞くために、
長女に様子を見に行って
もらったんですよね。
２階に上がってすぐに
降りてきた娘が一言。
娘
「パパ、いなかったよ？」
……。
は？
体調悪いんじゃ
なかったん？笑
それが理由で仕事を
休んでませんでした？笑
いやもう呆れるわ(笑)
ほんとどこまでも自由で
羨ましいことですよね。
って思いながらもう夫のことは
放置で子ども達に晩御飯
食べさせて、私はトイレに
向かいました。
廊下に出て目に入るのは
玄関のドア。
チェーンロック、
しといていいかな( *´˘`*ꐦ)
