「いやあのさ、私が
専業主婦なんやったら
家事育児が私の仕事って
いうのはわかるけど、
我が家共働きよ?
しかも私のパートが自分の
小遣い稼ぎ程度で
生活費の殆どをあなたに
依存しているなら
その言われ様もわかるけど、
私保育士のフルタイムに
加えて副業掛け持ちしてて、
40代正社員の平均年収以上
稼いで家に入れてるよ?
もちろんあなたの稼ぎには
劣ってると思うよ?
実際あなたは出世頭で
同年代の自衛官の中では
飛び抜けて号俸も高い。
だから夫くんが正社員で
働いていて家にお金を
入れてくれていることは
本当にありがたいと
思ってるよ。自衛官の
仕事は厳しいし大変だし
大事な仕事だと思うしさ、
だから家事育児メインで
協力してきてたよね?
でも私はあなたに経済的に
依存しているわけでは
ないし、労働時間に
しても給与にしても
正社員と同等のことを
しているんやけど?」
夫
「......。」
「あとさ、専業主婦で
完全分業制で家事育児
全て私の仕事ってなって
いる状態で、家事育児を
手伝ってって言うので
あればそりゃあなたに
お願いしますって言うは
筋と思うけど、パートでも
正規職員と同じだけの
所得があって、その上
家事育児をメインで担ってる
私が仮に正規職員に
役職転換するんだとしても、
あなたに手伝ってください
お願いしますって言うの
どこが筋通ってるん?
共働きで所得に
そこまで大きな差がない
状態で家事育児メインで
私がやってる状態で
お願いしますすんの、
むしろ夫くんじゃね?
私は家事育児に加えて
正職張りの給与あって
夫くんは正職の給与に
気が向いたら家事育児
手伝うだけのレベルで、
なんで人に頭下げろ
言えるん?給与面では
あなたより下でも、
その他の子と考えたら
夫婦としては同等か
それ以上にはしてるよね?
あ、ちなみに別に
あなたに頭下げて欲しい
とか微塵も思って
いないからね」
喋っている内に段々と
怒りが爆発してきました。
そしてそれに対して夫は
険しい顔をして黙り込む。
「説明のさわりで私の話
ぶった切ってきたから
ちゃんと説明するけど、
仕事としてはこれまでと
変わらないし、役職が
パートから正規職員に
なるだけなのね?
あと給与はちょっと
上がるのと、これまで
年1だった賞与が
年2回になるね。
職務の話だけ言えば
今すぐに大幅に手伝って
もらわなきゃならないこと
別に何もないんだけど、
それでも正規職員になれば
職務が増えて家事育児の
負担率変えていかなきゃ
いけないことも可能性として
今後出てくると思ってるし、
そういうことを前提に
私はあなたに
『正規職員になったら
あなたに色々と手伝って
もらわなきゃいけない
こともでてくるかも
しれないけどその時は
色々とご協力お願いね♡』
くらいは可愛く言うつもり
してたよね。それって
夫婦のコミュニケーションと
いうかさ、相互協力として
家事育児の分担は当たり前
と思っていたとしても、
相手に対する思いやりの
一環として、物事を上手く
運ぶためには必要だと
思っているから、
それくらいするつもり
あったんだよね。
別に実際にへり下って
お願いすることでは
ないと思おうけどさ、
お互いの関係の
ためにそういう風に頭を
下げる必要ってあると
思うから必要に応じて
するつもりではいた
けどさ、なんでそれを
夫くんが強要してくんの?
夫くん自身これまでに
その気遣いしてきた上で
私が気遣いしてないって
言うならともかく、
あなたこれまでに私に
そういう気遣いしたこと
全くなかったし、私が
あなたの仕事の為に
協力することはさも当然の
如く求めてきてたよね?
結婚どころかまだ付き合って
間もない頃から部隊の
イベントのために
私のこと当然のように
使ってたよね?
じゃあ仮に私が私の仕事の
ためにそれを当然の如く
求めてきたとしても
私がとやかく言われる
謂われなくね?
双方が双方に当たり前に
求めてるだけの話だよ。」
改めて書いていると本当に
ネチネチネチネチ
可愛くねえ女だな(笑)
って思うけどさ、
それでもやっぱり
自分の仕事の進退を
頭ごなしに決められたこと、
めちゃくちゃ腹立ちました。