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ヒナギク先生の話や
これまでの言動を見る限り、
正直うちの園には向かない
と思ってしまいました。
 
 
 
それをヒナギク先生の
お母さんも感じているん
だと思います。
 
 
 
本人に継続の意思があるのは
わかったのですが、それでも
現実問題自分を今すぐ変えないと
ここで保育を行うことはできない。
 
 
 
それはヒナギク先生がどう思うか
ではなくて、園として決定
されていることなので、
本当に続けたいと思うので
あれば障害児への偏見を
なくしてもらわないと困る。
 
 
 
本人は無意識とは言って
いるけど、私はそれもちょっと
疑わしいところがないわけでは
ないので、その辺も色々と
考えて行かないといけない。
 
 
 
本人嘘吐いているような
素振りはないんだけど、
あれだけ明らかに避けて
いるような状態で本当に
無意識だったのかというのは
疑問に思うところがありました。
 
 
 
「ヒナギク先生が
無意識化でそういうことを
してしまっていたのだと
したら、それはそれで
偏見がとても根深いと
私は思うのね?しかも
意図して避けている場合は
自分で意識できている
から、変えようもある。
でも無意識というのは
そう簡単に変えられる
ものではないんだよね。
もうある種の癖みたいな
ものだし、癖ってなかなか
直らないでしょ?
それと同じで無意識の
差別と言うのはなかなか
変えるのは難しいよ。」
 
 
 
ヒナギク先生
「……はい。」
 
 
 
「ちなみになんだけど、
なんでそんな風になったか
とか、自分でこれが原因かな
って思うこととかある?
それがわかればちょっとは
変えるきっかけになると
思うんだけど。」
 
 
 
差別の原因というのは
2種類あって、一つは
その物事への無知から
くるもの。
 
 
 
直近の話でわかりやすい
話をすると、コロナ患者への
差別がありましたよね。
 
 
 
未知のウイルスで症状や
死亡率も明確ではなくて、
みんなが恐怖の中にいて
わからない何かに怯えていた
というのが、ほんの数年前に
あった出来事です。
 
 
 
でも今はコロナの感染経路や
対処法などもわかってきて、
コロナになったからとて
そこまで騒がれなくなった。
 
 
 
でもそれがわからなかった時は、
コロナになるとまるで犯罪者
みたいな扱いをされ、迫害され、
酷い時には仕事をクビに
なるようなこともありました。
 
 
 
これ全部無知から生まれた差別。
 
 
 
 
そしてもう一つは、
被害からのトラウマです。
 
 
 
これは本当に厄介でね、
私自身過去に知的障害者から
他害や性的被害を受けた
ことがあり、保育士として
勉強するまでは正直本当に
知的障害者が苦手でした。
 
 
 
これって差別なんだけどさ、
一種の防衛反応なんですよね。
 
 
 
電車事故に遭った人が
電車に乗れなくなるのと
一緒で、トラウマとか
PTSDとかに近い物なので、
それこそ酷い人は
カウンセリングとか
行わないといけない
レベルの人もいます。
 
 
 
私の場合はたまたま大学で
心理学系で学んだお陰で
そういうメンタルコントロールが
できるようになったけど。
 
 
 
もしヒナギク先生の差別の原因が
前者だったら知識を与えて
対処法を学べば改善は
可能なんだけど、後者は
正直私の手には負えません。
 

 

 

 

 

 

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