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今後についてどうするか
考えさせて欲しいと
言って3日、月曜日は
ヒナギク先生は代休でした。
 
 
 
私はいつも通り保育に
入っていたのだけど、
休憩時間にスマホを見ると
ヒナギク先生からLINEが
入っていました。
 
 



 

 
相談とな。
 
 
 
ヒナギク先生とは連絡先を
交換していましたが、
これまで一度もLINEが
来たことはありませんでした。
 
 
 
相談したいことがあるとの
ことで、内容的に先日話を
したことだというのは
わかりました。
 
 
 
幸いその日は夫も帰宅が
早い日だったし、晩ご飯の
準備などもしてきていたので
時間がありました。
 
 
 
ヒナギク先生に返事をする前に
夫に遅くなってもいいかと
確認するとすぐにOKの返事が
来たので、仕事終わりであれば
時間が取れることを連絡。
 
 
 
すぐに返事が来て、
時間があるのであれば直接が
いいとのことだったので、
ヒナギク先生が自転車で
行ける範囲の星乃珈琲に
集合することになりました。
 
 
 
星乃は半個室みたいな席が
あるので、こういう密談に
もってこいなんですよね。
 
 
 
そしてその日の保育を終えて
私は車で集合場所に
向かいました。
 
 
 
予定時刻より少しは早めに
着いたのだけど、ヒナギク先生は
既に到着していました。
 
 
 
案内されたのはボックス席で、
私が入って来た時にちょうど
隣の席のご婦人二人がお会計に
向かうところでした、
 
 
 
「お疲れ様~」
 
 
 
ヒナギク先生
「お、お疲れ様です。
仕事終わりに呼び出して
申し訳ありません。」
 
 
 
申し訳なさそうに下を向く
ヒナギク先生は私服で、
その姿は本当に大学生として
その辺歩いていても
違和感なかったので、
それを見ると尚更若いなと
感じてしまいました。
 
 
 
二人で飲み物を注文し、
私は仕事終わりで腹ペコ
だったので、相談に乗りに
来たのに申し訳ないけど、
スフレパンケーキを頼みました。
 
 
 
「それでご相談とは?」
 
 
 
私が注文している間も
恐縮している風のヒナギク先生は
私に話しかけられると
ビクッと肩を揺らしました。
 
 
 
ヒナギク先生
「あ、あの……
先日の面談でお話を
したことなんですけど。」
 
 
 
「うん。」
 
 
 
ヒナギク先生
「一人で考えてたら
どうしたらいいのか
わからなくなって……。」
 
 
 
「うん。」
 
 
 
ヒナギク先生
「私友達そんなにいないし、
友達は保育園でもみんな
上手くいってるからこんな
相談とかできなくて、
それでお母さんに相談を
したんだけど……。」
 
 
 
「なんて言ってた?」
 
 
 
先を促すとおろおろと
視線を泳がせるヒナギク先生。
 
 
 
ヒナギク先生
「そ、そんな保育園…
辞めなさいって……アセアセ
 
 
 
その言葉に溜め息が出た。
 
 
 
親御さんにどんな風に
相談したのかはわからないけど、
少なくともこれまでのことを
相談した結果その言葉が
出てくるというのであれば
ちょっとまともな保護者さんじゃ
ないんじゃないかと
思ってしまいます。
 
 
 
ヒナギク先生
「でも私…辞めたく
ないんです……。
でもお母さんに説明を
しても怒ってて、
相談とかできなくて、
どうしたらいいか
わからなかったけど、
ぽい先生が面談とかで
話聞いてくれたの
思い出して……。」
 
 
 
言いながらグスグスと
泣き出してしまったところで
飲み物が届きました。
 
 
 
泣くヒナギク先生。
 
 
 
店員さんから不審な目で
見られました( ̄▽ ̄;)
 
 
 

 

 

 

 

 

 【イオンのKAJITAKU】家事代行