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ヒナギク先生が変ったことで
周りの反応も変ってきた
ものの、周りの反応に相反して
硬化していくスズラン先生の
態度が気になっていました。
 
 
 
なので休憩が被って周りに
誰もいなくなったタイミングで
雑談の流れでスズラン先生に
話を振ってみる。
 
 
 
すると普段は私に対して
丁寧な態度を取ってくれている
スズラン先生が、含み笑いで
意味ありげな態度を取りました。
 
 
 
もうあからさまに
なんかあるのはわかった。
 
 
 
なのでちょっと直球で
話をしてみることに。
 
 
 
「スズラン先生は
ヒナギク先生のこと苦手?」
 
 
 
スズラン先生
「苦手っていうか(笑)
無理ですね~(笑)」
 
 
 
「無理?やっぱり最初の
ことがあったから?」
 
 
 
スズラン先生
「え、まぁ最初のあれも
最悪でしたけど……。」
 
 
 
視線を逸らしたままスマホを
触るスズラン先生は、
若干イライラしていました。
 
 
 
「もし何かあるなら
今言って欲しいと思うん
だけどどうかな?
私相手だと言い難いとか
あるのであれば、
リーダーとか主任とか
園長副園長に話して
もらっても構わないよ?」
 
 
 
その言葉にスズラン先生は
困ったように笑いました。
 
 
 
スズラン先生
「いや、そんな大した
話じゃないですよ(笑)
ただ、みんなはあんまり
気付いてないのかなって。
私はそういうのやっぱり
気にしてる方だから、
なんか見ちゃったら
無理ってなりましたね(笑)」
 
 
 
なかなか詳細を話してくれない
スズラン先生だけど、
私は相槌を打ちながら
ひたすら聞きました。
 
 
 
するとしばらく言葉を
濁していたスズラン先生が、
ついに話をしてくれた。
 
 
 
スズラン先生
「あの人ね、あから様に
A君のこと避けてますよね。
ぽい先生気付いてます?
あの人初日に障害児さんを
差別するような発言かまして
きてたじゃないですか?
で、あれですよ。
本当にもう無理って言うか、
人としてあり得ないと(笑)」
 
 
 
笑いながらだけど吐き捨てる
様に言ったスズラン先生に、
問題はかなり大きいことを
実感してしまいました。
 
 
 
うちの園では障害のある子を
積極的に受け入れていると
いうのは前にも書きましたが、
A君というのはそういう
障害がある子です。
 
 
 
身体的な内部障害を抱えて
いる上に、明らかに自閉傾向
出ているお子さんなので、
基本的に保育の最中は
加配というわけではないけど、
誰か一人が傍にいるようにして
目を離さないようにしていました。
 
 
 
若干他害もあるので、
他のお子さんを守る上でも
保育士の付き添いは重要。
 
 
 
ただ加配対象の子ではないので、
誰が付き添うかはその時の
保育の状況によりました。
 
 
 
みんな共通認識として
A君の見守りを行っていたので、
誰かがその場を離れなきゃ
いけない時は誰かがサポートに
入るみたいな感じ。
 
 
 
もちろんA君自身も移動を
行うので、他の先生の近くに
歩いて行ったら声かけを
行ってA君が移動したことを
みんなに知らせていました。
 
 
 
それをヒナギク先生が
避けていたとのこと。
 
 
 

 

 

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