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ヒナギク先生が来て半月が
過ぎたのだけど、いやもう
本当に保育室の空気が悪くなった。
 
 
 
ヒナギク先生の言葉で角が立って
他の先生達がピリつく。
 
 
 
私や他のOver30の先生達は
年の功もあってその辺を
流す術を持っているって
いうのもあるんだけど、
若い先生達はその辺の塩梅が
上手くできないこともあって、
真っ向からぶつかることが
多くなっていきました。
 
 
 
ダリア先生
「だからさ、この前も
それはやめてねって
言ってなかったっけ?」
 
 
 
ヒナギク先生
「でも系列園では……」
 
 
 
ダリア先生
「あっちの園とはやり方が
違うから、ちゃんと覚えて
って言ったよね?
これで何回目?」
 
 
 
同じ系列の園とはいえ、
園によって保育のやり方や
事務のやり方というのは
違いがあるものなので、
系列園のやり方を引きずっている
ヒナギク先生は、どうしても
注意されることが
多くなっていました。
 
 
 
これは身に付いた癖みたいに
なっていることもあると
思うんだけど、それでも
何回も注意してくる方も
イライラしてくるのはわかる。



ダリア先生だって
最初はかなり丁寧に
教えてあげてました。
 
 
 
しかもこれがまだ真摯に
反省するタイプの人なら
こっちも仕方ないねって
諦められるんだけど、
ことヒナギク先生に
ついてはさ、最初に
 
でも
 
で返って来るんですよね。
 
 
 
それでダリア先生が
 
「でもって言うなって
言ったよね!?ムカムカ
 
って最終的になってしまう。
 
 
 
うちのクラスはリーダーが
いるんだけど、リーダーの
先生は下を育成するために
若い先生に任せる主義なので、
どうしてもクラスの中心で
保育を回しているダリア先生と
ぶつかることが多くなりました。
 
 
 
それに対してリーダーがフォローを
してくれていたら良かったけど、
この時期リーダーの研修や
系列園との交流会準備が
重なっていて不在になることが
多くなっていました。
 
 
 
なのでその次に保育歴の長い
ナデシコ先生が間に入って
くれているんだけど、
ナデシコ先生は基本的に
物静かな先生なので、
口やかましいタイプの
ダリア先生と反りが合わず、
なかなかに仲裁というのが
難しい状況でした。
 
 
 
だからと言って他の先生が
仲裁に入れるかというと、
その次が同期のナズナ先生で、
その次がスズラン先生だけど
この二人はどっちかって言うと
ダリア先生派なので意味なし。
 
 
 
他にもツツジ先生という
若い先生がいるけど、
おっとりな性格な上に
24歳と年齢が若いので、
間違ってもダリア先生に
物申すなんてことはできない。
 
 
 
そうなると回って来るのが
事務も兼任していてそれなりに
クラスで発言権があって
ダリア先生より一回り近く
年上で社会経験も長くて
なんとなくダリア先生も
気を使ってくれる相手。
 
 
 
私だった
‪( ̄▽ ̄;)
 
 
 
リーダー先生にも
 
リーダー先生
「研修とか系列園との
交流会で不在になること
多くなるから!
ぽい先生!
あとはお願いね!
頼んだからね!!!」
 
って言われたけどさ、
この状況を私に投げてくるの
酷くない( ̄▽ ̄;)?
 
 
つーか私ただのパートだし
って思わなくもないけど、
放置はできないので
しかたなく注意に入る。
 
 
 
というか、このまま
ヒナギク先生を放置して
おくと、ダリア先生が
憤死するんじゃないかと思うので、
仕方なく、仕方な~く
私がヒナギク先生と
ペアを組んで保育活動を
行うことになりました。
 

 

 

 

 

 

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