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できる限りマンツーマンに
なれるようにシフト組んで、
週末には時間を取って
ヒナギク先生と向き合う時間を
作るようにしました。
 
 
 
その結果だんだんと他の先生も
ヒナギク先生を受け入れて
くれるようになってきた。
 
 
 
って書いたらなんか私が
物凄く指導が上手で、新人に対して
良い先輩であるかのように
映るかもしれませんが、
正直私も何回かちょっと
キレかけたりしていました。
 
 
 
笑顔なんだけど、こめかみには
怒りマーク付いているみたいな
状態になってたと思います。
 
 
 
ネネちゃんのママみたいに
その場では笑ってやり過ごして、
陰ではウサギのぬいぐるみを
ドスドス殴っているみたいな
状態が私の感情だった。
 
 
 
なんせ私はヒナギク先生からは
 
たかが
パート
 
と侮られていましたので。
 
 
 
まぁダリア先生とかには
若干気使っているなって
思っている節のあった
ヒナギク先生も、私の前では
かなり舐め腐った態度を
取ってくれていたのは
ご存知の通りです。
 
 
 
でもその分こっちも
割り切って変に気使わずに
ずけずけ言えたのもあるか(笑)
 
 
 
ただそうやってヒナギク先生や
周りの反応が変っていく中、
スズラン先生の態度がどんどん
硬化していくのが気がかりでした。
 
 
 
スズラン先生はダリア先生と
仲がいいこともあって、
初っ端からヒナギク先生を
嫌っていたのは知ってたけど、
それにしても態度が酷い。
 
 
 
あのダリア先生ですら
ヒナギク先生に対して
態度を軟化していっている
のにも関わらず、スズラン先生は
あからさまに避けている。
 
 
 
それがどうしても
気がかりでした。
 
 
 
そんな時、私がたまたま
事務作業で終日抜けている時に
スズラン先生と休憩が被り、
他のクラスの先生が休憩室から
出て行ったタイミングで
二人っきりになったので、
それとなくヒナギク先生に
ついて聞いてみることに。
 
 
 
最初は雑談をして、
なんとなく話が一段落した頃を
見計らってヒナギク先生の
話を持ち出しました。
 
 
 
「そういえばどう?
今日はヒナギク先生は
何か困ってたりした?」
 
 
 
スズラン先生
「あ~、どうでしょうね(笑)」
 
 
 
私が日中保育室にいなかったので
その時の様子を聞く感じで
話を持ちかけたのですが、
スズラン先生は鼻で笑う感じで
あからさまな態度を取ります。
 
 
 
基本厳しい部活で年功序列の
縦社会で生きてきたスズラン先生、
役職と入職時期考えると
スズラン先生の方が上なのですが、
私の方がかなり年上なことも
あって、それなりに気を使って
くれている先生でした。
 
 
 
そのスズラン先生が私に
こんな言い方するのは
かなり珍しかった。
 
 
 
「……。
なんかあった?」
 
 
 
私の言葉にスズラン先生は
含み笑いを浮かべたまま、
視線を合わせようとはしません。
 
 
 
なんかあるんだろうな
ってことは見ただけでわかりました。
 
 
 
 

 

 

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