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そんなこんなしている内に、
ヒナギク先生が移動してくる
日になりました。
 
 
 
前日からヒナギク先生に
渡すための資料を準備し、
もちろんあの突き返された
資料も入れておく(笑)
 
 
 
その日は事務の先生がお休みの
日だったので、朝から私が
受け入れ態勢を整えていました。
 
 
 
勤務時間の5分前になっても
ヒナギク先生は来なくて、
 
まさか当日になって
失踪したりとかないよな
( ̄▽ ̄;)!?
 
と、数か月前に起こった
新人の営業さんが失踪した
事件を思い出して身震いする。
 
 
 
そんな心配をしていると、
2分前になってヒナギク先生が
事務室に入って来ました。
 
 
 
急いでタイムカードを
押してもらって、それから
説明に入ります。
 
 
 
5分前行動というのは
今はもう流行らないらしいけど、
初日くらいちょっと早めに
来て欲しいのが本音だわ。
 
 
 
午前中の2時間は園の説明を
することになっていたので、
そのまま一度更衣室に行って
ロッカーのカギを渡して説明し、
筆記用具だけ持って事務室に
戻ってきました。
 
 
 
先日と同じ位置に座って、
先日突き返された資料を渡す。
 
 
 
今度は素直に受け取って
もらうことができました。
 
 
 
「うちの園は基本的に
個人票や週案などの
書類はこのシステムで
行います。
システムで管理するし
情報共有もシステムで
行いますが、市役所の
監査用に紙の資料を
作っておかないと
いけないので、システムで
園長に承認をもらったら
一部印刷してここの棚に
ある各クラスのファイルに
保管して下さい。」
 
 
 
資料が管理されている棚を
教えるために私が立ち上がって
棚のところまで移動して
来たのだけど、なぜか
ヒナギク先生は座ったまま。
 
 
 
「……。
実際に見なくて
大丈夫ですか?」
 
 
 
ヒナギク先生
「え?そこの棚ですよね?
もうわかったので
大丈夫です。」
 
 
 
一応メモは取っているので、
深くは突っ込まずにそのまま
説明を続けます。
 
 
 
「月に1度クラスの写真を
選別して、こちらの
システムに登録します。
1学期に1回保護者さんに
販売を行うので、どの子も
均等に写真があるよう、
保育中の撮影の際には
気を付けて撮って
くださいね。たまに
掲載しようと思ったら
お休みが重なっていて
枚数が足りないとか
あるので。」
 
 
 
ヒナギク先生
「あ、それは前の園でも
やってたから知ってます。」
 
 
 
「……そうですか。
各月の担当はクラス内で
振り分けているので、
後でリーダーから担当月を
聞いてくださいね。
シフトですが、うちの
園では主任が一括して
作成を行っています。
ただ休みの調整は
クラスで行うので、
各クラス10日締め切りで
リーダーに提出することに
なっています。ただうちの
クラスのみ私が全ての
管理を行っているので、
有給のや代休の申請は
私にして下さい。」
 
 
 
ヒナギク先生
「なんでリーダーでも
ないのにぽい先生が
シフトの調整を
しているんですか?」
 
 
 
「私が事務仕事をする
ことになった過程は
割愛しますが、以前園長が
話していた通り、私は
保育補助と事務仕事を
兼任しています。クラス
以外の仕事もしている
関係で私が保育から
抜けることが多いので、
その分保育に入って
くださっているリーダーの
負担を減らすために
私が代理でシフト管理を
行っています。」
 
 
 
ヒナギク先生
「え?だったらぽい先生が
保育に入ればいいんじゃ
ないんですか?
リーダーの先生が
他のクラスの事務も
やればいいじゃ
ないですか。」
 
 
 
その一言に溜め息。
 
 
 
単純に思ったことを質問して
いるのはわかるんだけど、

それ、あなたが口出す
事じゃなくない(ꐦ^^)?
 
っていうのは、
黙って飲み込みました。
 
 

 

 

 

 

 ミケンディープパッチ