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他の先生達の意見をまとめ
必要な昨日をピックアップすると、
それに合致するシステムを
持っている業者さんを
3社まで絞り出しました。



どこの業者さんも売り込みを
したいとのことだったので、
時間を設けてプレゼンして
もらうことに。



当時働いていた園は
系列園の中でも一番最初に
できた本園というやつだったので、
ここでシステムを受注出来たら
他の系列園にも入れることになり、
相手からしたらかなり大きな
受注になりました。



システムの機能の中には
園オリジナルのものもあって、
それを入れると数百万単位で
お金が動くんですよ。



凄いですよね。



それが本園の園長と事務長に
理解できないからって、
一介のパートの任せるんだから(笑)



一般企業じゃ絶対に考えられない
ようなことをやってくるのも、
この保育業界の凄いところ
だと思います。



そして改めて見積もりを
上げ直してもらい、
業者さんにプレゼンを
してもらうことになりました。



1日全部保育から抜けて、
朝1回と昼2回に分けて
業者さんに改めてシステムの
説明とメリットを上げてもらう。



園長と事務長と、主任と
私とあと数名の先生で
話を聞いて相談しました。



3社もあるとみんなそれぞれ
導入したい業者さんが
出てくるわけで、私と主任は
A社、園長はB社、事務長はC社。



残りの数名の先生達は
それぞれ均等に別れる形に
なったので、実質TOP3人の
バトルになりました。



正直機能はA社が一番いいん
だけど、その分価格が上がる。



基礎の価格だけで他の業者と
数万円の差が出ていて、
さらにうちの園がつけたい
オプションを入れると、
他の企業と十数万の差が
出るのが園長も事務長も
引っかかっていた模様。



まぁ経営者側の価値観よね。



でも現場を一番知っている
主任は、B社とC社では
システムに足りないところが
あるので、そうなると現場の
先生達の負担が大きくなるので
それは避けたいようでした。



主任先生
「ねぇ、これ
どうにかならない
かしらねぇ( ;´-`)?」



今後のことを考えると
どうしてもA社のシステムを
入れたい主任先生に給湯室に
呼び出されて、こっそりと
話をされます。




でもお金を出すのは
私じゃないし、システムの
導入にも予算があるのは
わかっているので、そこは
どうしようかと私もちょっと
考えあぐねいていました。



正直な話ね、A社の価格は
一般的に見ても高い。



もちろん割高にふっかけられて
いる訳ではないし、システムの
開発とかってそれ自体が
費用と技術がかかるものだから
もっと安くてもいいだろうと
言うわけではありません。



でもある程度保育園側にも
価格の配慮をしてもらわないと、
保育園って補助金とかで
成り立っている部分もあるので、
ちょっと即決は難しいですよね。



園長も事務長もそこを
かなり気にしていました。



担当者に金額の話は
してみたけど、どこに対しても
この価格ですって態度を
崩さない感じだったし。



ただそれを言っていたのは
最初に話をしていた担当さんで、
プレゼンの時にはもう一人
その人の少し上の立場の人も
来ていたので、悩んだ結果、
私はちょっとばかし
裏から手を回すことにしました。