
エヌミちゃんと娘の件について
B先生と娘の言い分が全く違い、
挙句その内容がかなり酷いもの
だったので、職員室に突撃した私は
B先生と主任先生とA先生と
話をすることに。
教室に入ると、担任の先生達と
主任先生が並び、私がその向かいに
座りました。
主任先生
「それで、大変申し訳ないの
ですが、私は娘さんの怪我に
ついては報告を受けて
おりますが、詳細については
聞いておりませんので、
お母様がお聞きになった
話を教えていただいて
よろしくでしょうか?」
B先生
「えっと……」
主任先生
「B先生、まずはお母様に
お話を聞きたいので。」
B先生
「…………。」
主任先生が話を私に振って
いるにも関わらず、横槍を
入れてこようとしたB先生に
主任先生がキッパリと断りました。
うん、
この先生なら
大丈夫そう
(ㅎ.ㅎ )
主任先生に止められた
B先生はあからさまに不服そうな
顔をしていましたが、さすがに
上司には逆らえない模様。
「えっと、今日のお迎えの
時にB先生から娘の
怪我のことを知らされ
ました。内容としては
娘がお友達とぶつかって
しまった時に足に痣ができて
しまい、保健室で冷やして
いただいたと。もし痛がる
ようだったらお家で湿布を
貼ってあげてください
とのことでした。ただ、
その時に怪我の個所の確認
などがなかったので、
娘が靴を履く時にズボンを
捲って確認をしました。
でもその怪我がどう見ても
ぶつかってできたような
物ではなく、複数箇所に
渡ってありましたので、
娘に事情を聞きました。」
主任先生は私の説明を
ノートに書き記しています。
私はその時のエヌミちゃん
とのやり取りを、娘から聞いた
まま説明しました。
主任先生
「なるほど。
担任からお知らせした
内容では、明らかに説明が
足りませんね。この説明
だと単にぶつかっただけの
様にしか受け取れませんし、
今回のことはぶつかった
と言うには少し無理が
あるように感じます。」
「そうですね、私も
その様に感じました。
ただ問題はここらで、
娘が言うにはこの話を
B先生から私には話しては
いけないと言われた
そうなんですね?」
主任先生
「は???
それは……その……、
B先生が娘さんに口止めを
したということですか?」
「はい。」
突然出てきたありえない状況に、
主任先生の顔にも戸惑いが見られました。
ですよね。
私も驚きです(ㆆ_ㆆ)